神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“飛鳥五郎”は永遠に……

 どんなに忙しい人生を日々を送っていようとも、この日付を見るといやが上でも思い出してしまうのは、この2月2日が「飛鳥五郎」の命日であるということ。これは、1977年放映の東映特撮ドラマ『快傑ズバット』において、主人公・早川健の親友ながら、第一話で悪の組織ダッカーの凶弾に倒れた飛鳥五朗のことで、以後早川健は彼の敵を捜し求め、容疑者に必ず「2月2日、飛鳥五朗を殺したのは貴様だなぁ」!」と詰問する定番のシーンに由来する。もっとも、この「2月2日」という設定が、企画時のものというよりは、実際に飛鳥五朗が殺された第一話の放映が1977年2月2日だったという事実に由来しているのが何ともおもしろい(;^_^A まさにドラマ企画と実際のドラマとがシンクロした、ファンにはたまらない設定だ(;^_^A

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 ところで、その飛鳥五朗を演じたのが、往年の日活無国籍アクション時代から活躍する岡崎二朗という俳優。戦前の生まれながら、未だに健在で、今もVシネマなどでいぶし銀のヤクザ役で演じきっている。特筆すべきは、そのフィルモグラフィーにおける、現時点での最新映画出演が、かの広島県福山市の老舗映画館の大黒座を舞台にした『シネマの天使』であるということ。しかも役柄が「ヤクザ風の男 豊下」ってのが何とも嬉しい(;^_^A

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 演じた役は死後も未だファンの関心を集めるキャラクターで、実際の本人は未だ健在……そういうのってなんだか素敵な感じがするね(;^_^A