神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「広島発ヒロインアクションムービー」の行く末

 『女子高生戦士(JKファイター)☆英あいり』の封切上映も無事終わり、“広島発ヒロインアクションムービー”のラインナップにも新たな作品が加わったということで、恒例のそろい踏み画像を作ってみました(^^)

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 単体の作品の正式なチラシ(フライヤーという表現はどうも馴染めない(;^_^A)を作ったのは“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズが初めてだったので、今回の第8作で並ぶチラシも8枚を数えることになったんだけど、やっぱり並べてみると壮観だ(^^)  元々角川映画(勿論“春樹”の方)に憧れて映画に興味を持っただけに、自分の中でどこか“疑似劇場映画”を目指していた感がある。それが、このようにB5版(ここ重要ですね(;^_^A)の、映画館に並ぶチラシに違わぬデザインのものを作ってもらったり、果ては自分が観客として映画を親しんだ横川シネマ!!やシネコンイオンシネマ広島のような劇場で自分の作品が上映される機会に恵まれたりと、初めて8ミリフィルムを使って最初の映画を大学のメンバーと共に撮った頃から考えると隔世の感がある。とりわけ、“映画的に”恵まれた大学生活を終え、故郷とはいえ映画に関しては全く伝のない広島に帰郷し、「さすがにもう映画は撮れないだろう」と諦めて、専ら映画鑑賞で“飢え”を凌いでいた31年前のことを思うと感慨もひとしおだ。

 その間、いろんな方々との交流があったり、広島こそ映画制作環境に恵まれていることを知って今まで以上にガッツリ映画作りに励んだり、己の技量のなさから徒に挫折と嫉妬を繰り返した結果、それなりに切磋琢磨することができたり、学生時代の処女作のヒロインと同郷のよしみで再会する機会に恵まれたり、個人の組織がサークル化できたり、まあ様々な出来事がこの30数年間のうちチにあった。まあ、まだまだ過去の感慨に浸ってる場合じゃないんだけど(;^_^A

 それでも、このチラシの壮観なそろい踏みに、そんな思いも浮かんでくる。全てが自作ではないけれど、このシリーズを立ち上げて(第一作クランクインからカウント)11年で8本撮って、全て公開できたってのは、我ながら頑張ったと思うよ(;^_^A

 ところで、ここまで来たらやはり節目の10作までは行きたいと思うんだけど、果たしてどうなるか? とはいっても、既に「第9作」のポジションは、既にクランクアップし編集もほぼ終了した他の監督さんの作品がもう占めているんで、もし撮るとなったら、いきなり記念の「第10作」ってことになる。しかしながら、私の最近の制作傾向として、50分程度の大作と30分くらいの小品を交互に撮っているってのがあって、今回の『英あいり』が過去最長の“超大作”だったこともあって、次作はおそらく小品になる模様。これは私個人の体力の問題だけではなく、いろんな私的なしがらみが絡んでのことなんだけど、次は短期間・少人数編成のものになりそうな気がする。もっとも、記念作品という点を考慮して、もっと頑張ってみるかも知れないけど。

 まあ、そんなことを考えるのには少し気が早いような気がするし(それこそ「鬼が笑う」?)、イメージの固定を危惧して「次は非ヒロインものを」とのアドバイスももらっていたりするので、今後はどうなるか判らない。もう自分一人では撮れなくもなっているしね(;^_^A  ただ映画を考える時が自分にとっては一番の至福の時間なんで、しっかり考えて、その考えることをしばらくは楽しんでいきたいと思う。

 まあそのうち何とかなるさ(;^_^A