神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

敢えて“不器用な”ピープロに思いを馳せて(;^_^A

 今『快傑ライオン丸』を録画し続けているからではないが、ピープロが好きだ(;^_^A

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 ピープロと云えば、ネット局はかの悪名高き“大本営”フジテレビ。地元広島では76年に「テレビ新広島」が開局するまで、フジのネット局がなかったので、『快傑ライオン丸』も『風雲ライオン丸』も『鉄人タイガーセブン』も『電人ザボーガー』も、愛読していた「テレビマガジン」の記事よりもうんと遅れて、午後6時台の“隙間”に放映されていたことを記憶している。『宇宙猿人ゴリ』(のちの『宇宙猿人ゴリスペクトルマン』→『スペクトルマン』)に至っては、もっと遅れていた(民放2局の)島根から広島に転校した際、途中10数話が飛ばされたまま、いきなり『悲しき天才怪獣ノーマン』から始まったもの(;^_^A

 で、当時は特撮ドラマに「A級」「B級」なんてレッテルを貼ることはなかったが、さすがに今観直したら、ピープロのチープさは群を抜いている。特に『宇宙猿人ゴリ」に至っては、ドラマ自体がとてもシリアスなだけに、あの特撮……特にかの名造形師・高山良策氏が作ったとはとても思えないチープすぎる怪獣とのギャップは、逆にトラウマ必至のアンバランスさだった。

 また折角『快傑ライオン丸』でヒットを飛ばしたのに、次作『風雲ライオン丸』で設定を換えすぎて前作のヒットあやかれなかったところなど、ヒット曲を出す度に次の曲を前作のヒット曲とガラリと変えて、敢えて「柳の下のドジョウ」を狙わず苦戦した「もんた&ブラザーズ」を観ているようで、何とも切ない(;^_^A もっとも、それだからピープロはが好きなんだけれどね(;^_^A

 話は変わるけど、ウチの映画サークルも、他とは異質で、ある種広島インディーズムービー界に於ける『ピープロ」のスタンスを貫いているかも知れなんだけれど、単なるチープさに終わらず、意外にもピープロが有していた、「外連味」「エンターティメント性」を踏襲して、B級ゴラjクに徹していきたいと願っているよ(;^_^A