『アイドルスナイパー2 ダークリベンジ』(by広島発ヒロインアクションまつり)
「広島発ヒロインアクションまつり2016」で上映される作品⑥
『アイドルスナイパー2 ダークリベンジ』
前出の『ベビーフェイス』『一文字沙也加』がスピンオフならば、本作は「アイドルスナイパー」シリーズの正式な続編。一話10分の全5話で完結というユニークな構成で制作された第一作の『アイドルスナイパー』で幾多の激闘を続けた主人公・クロキョー(黒泉響子)。人気グラビアモデルと凄腕のスナイパーと いう“表と裏の顔”を持つ彼女も、今やその両方の“顔”を引退し、ごく普通の生活を送っていた。だが、彼女に家族を狙撃された者たちから、逆に命を狙われることになる。危機に次ぐ危機の中、本来のスナイパーとしての自分に覚醒したクロキョーは、やがて真実を求めて孤独な闘いを開始する………

善作同様、ガンアクションであるが故に、何人もの人間が殺戮されるハードな設定の中、次々と登場する凄腕の女スナイパー(リベンジャー)たち(中には名前が“出オチ”のキャラも)の、時に激しく時に面白く、且つお色気満載のキャラぶりにまずは圧倒される。男優陣も大御所が多数登場する豪華ぶりで、インディーズの枠に入りきらない極上のエンターティナーに仕上がっている。
そんな中、クロキョーと彼女のマネージャー麻宮咲(えみ)とのゴールデンコンビの復活や、並み居るスナイパーの中でもドラマに深く関わってくる“サムライソードガール”こと一文字沙也加の存在感が半端ない。また復讐社の顔ぶれを見ても、双子の弟とか姉妹とか、ようは往年のプログラムピクチャーや香港ノワールにありがちな、「前作で殺してしまったものの、後に人気を博したので“双子”という設定で復活させよう」のノリを見事に踏襲して、実に楽しい。
完璧なガンアクション、次から次へと登場する様々な銃器、敵味方の意外な関係、大真面目故面白いシーン、仄かな色香などなど、エンターティメントの全てをつぎ込んで、しかも破綻していないこの感覚は、本作をはじめ「アイドルスナイパー」全作を手がけた稲葉監督の絶妙なるバランス感覚にあると思う。
今回広島初公開どころか、先月末に東京で封切られたばかりの、しかもレンタル&セルDVDも発売されている本格的ヒロインガンアクションを、是非今回の上映会で堪能していただきたい!
脚本・監督・撮影 稲葉 司
(以下制作中)
(以下制作中)
「広島発ヒロインアクションまつり 2016」
■日時 2016年11月27日(日) 第1部13:00~(開場12:30) 第2部15:30~(開場15:15)
■会場 横川シネマ!!(広島市西区横川町3-1)
■入場料 \1.200 (前売\1,000)
※第1部・第2部共通入場券 ※イベント開催中は半券提示で再入場可
※前売りチケット予約メールアドレス ichienpoppo@gmail.com
■上映作品
第一部
『令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて〜 」27分
『天使諜報★神宮寺真琴〜市民の敵は場外へ飛ばせ!〜」27分
『電光石火☆八城忍」52分
『令嬢探偵★モロボシアイ〜広島より愛をこめて〜 」27分
『天使諜報★神宮寺真琴〜市民の敵は場外へ飛ばせ!〜」27分
『電光石火☆八城忍」52分
第二部
『ベビーフェイス』12分(東京シネマペロ作品)
『一文字沙也加』15分(東京シネマペロ作品)
『アイドルスナイパー2ダークリベンジ』56分(東京シネマペロ作品)
『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』24分
『ベビーフェイス』12分(東京シネマペロ作品)
『一文字沙也加』15分(東京シネマペロ作品)
『アイドルスナイパー2ダークリベンジ』56分(東京シネマペロ作品)
『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』24分
※終了は18:00頃