神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

昭和のヒロインアクション『修羅雪姫』

 ここ最近、“広島発ヒロインアクションムービー”最新作『電光石火☆八城忍』の仕上げ作業が順調に進行しているせいかもしれないが、映画製作に前向きになれるようになってきた。

 それに伴って、一時期は正直言うと考えるのが億劫になっていた、現在の我が映画製作のフィールドでもある“ヒロインアクション”にも前向きに捉えることが出来るようになり、ここ最近、出勤時には、「特命探偵☆葛城アキ」及び「電光石火☆八城忍」のテーマ曲と共に、かの梶芽衣子東宝傑作アクション『修羅雪姫』の主題歌「修羅の花」を聴きながら、気持ちを奮い立たせている。

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 元来、日活出身の梶が、東映に於いて「女囚さそり」などのハードアクションに辟易して東宝に移籍したものの、東宝でも同じようなキャラ設定を押しつけられれたのが『修羅雪姫』2部作だったりするのだが、東映とは異なり、情念たっぷりのいかにも東宝風な味付けの、それはそれで素敵な“ヒロインアクション”だったと思う。彼女自身はどう思ったか知らないけど……

 この作品の主題歌は勿論、幼年期の雪の修行シーンまでまんまタランティーノに『キルビル』2部作で“パクられて”しまったけど……やはり日本を代表する素敵かつ過激なヒロインアクションムービーであることに変わりない……

 こんな作品の主題歌を聴きながら、また“昭和テイスト”の新作企画を模索するのであった………(^^)