神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ポスト“広島発ヒロインムービー”

 ここ最近、身の回りに10年来の大きな変化があって、落ち着かなく且つ慌ただしい年度末を過ごしていました。そんな中でも、広島発ヒロインアクションムービー最新作『電光石火☆八城忍』は、拙速ながら確実に進行しています。完成にはまだまだいくつもハードルが待ち構えていますが、一番大きいハードルは越えた(クランクアップ・映像撮影完了)ので、今後は私自身の態勢を整えながら、粛々と完成に向けてのプロセスを歩んでいきたいと思います

 ところで、そんな慌ただしい時に限って……ていうか、そんな時だからこそ、衝動的に映画を撮りたい衝動に駆られます。かつて1本の長編を撮影途中に別の台本で別の作品(中編)を同時進行で撮りはじめ、その双方が何とかクランクアップすると、今度は2本の短編(共に5分程度)に着手し、その年の9月6日に全部合わせて上映した、という年がありました。そんなことを思い出してしまいます

 『念力珍作戦』以来40年ぶりに復活した実写版の『ルパン三世』。勿論我々の下世話な注目は、究極の悪女ヒロイン・峰不二子を誰が演じてくれるか、に集まっていました(と思います)。『念力~』では江崎英子が“大人”の雰囲気で演じていましたが、おそらく10年前ならば藤原紀香が“鉄板”であったであろうこの役を射止めたのは、『宇宙戦艦ヤマト』の“森雪”こと黒木メイサ。正直峰不二子にしてはちょっと線が細いかな(飽くまで、もっと肉感的だったら、という意味で)って思いましたが、このオフィシャルなスチールを見て、別の意味で心ときめいてしまいましたよ

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 実は、この黒木“不二子”の出で立ち、「太股に隠し持った拳銃」ってシチェーション、“広島発ヒロインアクションムービー”のカテゴリーで、いつかやってみたい、と考えていたモノでした 勿論、この種のセクシー系ハードボイルドヒロインなんて上手く物語が思いつくか判りませんし、キャストにとってもハードルの高い役柄になるでしょう。

 でも近い将来、“勢い”で撮ってみたいですね  今はなかなか自由な時間も取れないし、ましてや『電光石火☆八城忍』の完成を最優先にしなければならない時期でもあります。それでも、たとえば短期集中の短編映画ということで、ロケも2、3日限定で行けば、もしかしたら実現するかも知れません。その際は短期間ゆえ敢えてオールスターキャストを組むとか、逆に人知れず少人数で撮って、一般に「いつの間に撮ったの?」って思わせるのも面白いかも知れません

 尤も、正直なところ、現状では“夢物語”に過ぎません。こんな事を考えるのも、今まさに打破したい閉塞状況にあるからでしょう……でも、実現云々は抜きにしても、そんな“妄想台本”を書いてみるのも悪くないもしれませんね

 きっとそれは、やがてポスト『電光石火☆八城忍』になるはずでしょうから………