まだ最新作『電光石火☆八城忍』の完成もおぼつかない状況下でこんな話題もどうかと思うが………もし物理的に可能ならば、今後もインディーズムービーを撮り続けていきたいと切に願っている。
ただ、今追求している“80年代東映系ヒロインアクション”の世界観も、もう5本も連続して撮っていると、さすがに“頭打ち”の感もあって……新たなテーマ・世界観の構築も必要になってこよう。
そんな折、ホント久しぶりにダイコンの『愛國戦隊大日本』をネットで観た。
ネタ自体は、今のご時世洒落にもならないが、この行動力、勢いは未だに評価すべきものだと思っている。
莫迦な
ネトウヨのほざくような世界観でありながら、それ故“妄想右翼”を鼻で笑っているような感覚が小気味よい。昨今、日本のTV局がナチよろしく“
大本営”発表に終始している裏寒い状況を鑑みると、この反面教師のような『愛國戦隊大日本』方が、よっぽど愛らしい。
そんな訳で、もし仮に『電光石火☆八城忍』以後も映画が撮れるとしたら、今度はこんな“極端にパロディーじみた”作品を撮ってもよさそうかな、なんて思いに駆られた次第。
なんといっても、ウチ(IPF)のモットーは、「観客に楽しんでもらいたい」なんでね
