神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ももクロは「闘って」いる!

 ももいろクローバーZといえば、かの劇場版“広島発ヒロインアクションムービー”こと『サルベージ・マイズ』の主題歌及び挿入歌のことがまず脳裏に浮かぶ。もっとも“いかにも大団円”な主題歌の「BIONIC CHERRY」よりも、予告編でしか流れなかった「CONTRADICTION」の方が、「いかにも戦っている」雰囲気が出ていて気に入っている。
 
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 そこで、youtubeで「CONTRADICTION」のライブ映像を見たら、まさにステージで、歌で“戦って”いた。あの激しすぎるパフォーマンスを交えての熱唱は、もしそれが仮に「口パク」だったとしても決して責められないほどの迫力だった。実際に歌いながらのパフォーマンスならば、もう一曲ごとに“戦って”いるといっても過言ではない、ステージ上のリアル“アクションヒロイン”と呼んでもよいくらいだ。
 
 ちょうど彼女らがメジャーでブレイクする直前くらいに『サルベージ・マイス』に関わったせいか、映画としては恰好の宣伝になったろうが、逆に彼女らの活躍に『サルベージマイス』の名を聞くことはほとんど無かった。一応彼女らにとって初の映画主題歌だったんだけどね。
 
 今や超売れっ子となってしまったももクロが、その過密スケジュールの合間を縫って、映画に主演するのだという。タイトルは『幕が上がる』。弱小演劇部が、カリスマ顧問を招いたことによって全国を目指すという、ありきたりといえばありきたりだが、私的にはアドレナリン全開のストーリーである。『WATERBOYS』『スウィングガールズ』『書道ガールズ』といった高校クラブモノのジャンルに属するのだろうが、上記の作品には“ハズレ”がなかったので、この作品も大いに期待したい。
 
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 ただ、彼女らは“戦うヒロイン”がよく似合いそうなんで、出来れば演劇部よりは、よりマイナーな放送部や映画研究部辺りでドラマ制作(それも娯楽アクション!)に奔走するストーリーにしてほしかったな。5人って、一般の放送部の規模にぴったりハマるし……最初はコンクール突破を目指したものの、いつしか映画制作の魅力にとりつかれ、敢えて“お堅い”コンクールにバリバリの娯楽アクションドラマを出品して、主催者の度肝を抜く、なんて物語だったら最高だ
 
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 ところで、今回の作品、同時に封切り2ヶ月後の舞台も予定されているというが、大丈夫なのかももいろクローバーZ!?