スカーレット・ヨハンソン かく闘えり！

　いよいよハリウッド版の『ＧＯＤＺＩＬＬＡ』の日本公開が迫っている。前回の“ジュラシック系イグアナモンスター「ジラ」”とは異なり、今回はしっかり“カイジュウ”然としたゴジラに期待大だ。渡辺謙演じる芹沢博士＝イシロウ・セリザワの語源が、初代『ゴジラ』の本多猪四郎（ほんだいしろう）からの引用ってのも泣かせるエピソードだ。

 

　そんなわけで、最近アップされた『ＧＯＤＺＩＬＬＡ』の予告編をYoutubeで観賞したんだが……やはり“ヒロインアクションの神様”“映画の神様”はいるのだねぇ……その先に思いがけないヒロインアクションムービーの予告編を発見してしまった！

 

　そのタイトルは『Lucy（ルーシー）』という作品。何でも、不本意に捕らわれ、薬の運び屋となってしまったヒロイン・ルーシーが、誤って運んでいる薬を体内に接種してしまい、それによって、知識を瞬時に吸収できる超能力と人間離れした俊敏な戦闘能力を身につけた彼女が、世界を股にかけた戦いを始める……というストーリーらしい。

 

このカッコよすぎるスチールを観るにつけ、期待は高まるばかり！　まさに正当派アクションヒロイン！

 

　このカッコよすぎるヒロインを演じるのは、“ブラック・ウィドゥ”ことスカーレット・ヨハンソン。一時はリメイクが噂される“バーバレラ”の候補にも上がったくらいの、しっかり“こっち側”の女優だ。予告編の映像を見る限り、拉致あり、暴力あり、スーパーアクションあり、情け容赦ないガンファイとありと、まさに体当たり演技でクールビューティーなヒロインを演じているようだ。

 

 

　監督のリック・ベンソンは、『ニキータ』を手がけてもいるが、今イチ、“こっち側”か“あっち側”か判断に悩む監督だ。もっとも、今回に限っては、十分私のような“ヒロインアクションマニア”を喜ばせてくれるような作品に仕上がっていると思う、期待する………お願いだから！

 

　それにしても、また一本“ヒロインアクションムービーの宿題”が増えてしまったよ