神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

嗚呼、西脇……

 「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」において、二代目麻宮サキのエージェントといおうか“後見人”的存在だった“西脇”。
 
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 初代『スケバン刑事』のクールなエージェント“神恭一郎”(中康次)と比べたらどことなく野暮ったく、またそれが魅力でもあった。結構“大人の渋さ”も醸し出していたし……そういえば、サキのクラス担任でもあったんだよね。
 
 演じたのは蟹江敬三氏。「ウルトラマンレオ」における怪宇宙人“ブニョ”の人間体役があまりにも衝撃的で印象深かったが、かつては日活ロマンポルノの黎明期に“暴行魔”役で名をはせた、フレシキブルな俳優だった。
 
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 まさかそんな蟹江氏の訃報を目にするとは……丁度、“ヒロインアクションムービー”の企画として、“西脇”のような野暮ったくてそれでいて頼りになるマネージャー役を考えていた矢先だったのに……
 
 とても“死”とは縁遠い、言い意味で“しぶとい”俳優だと思っていたのに……せめてもう一度、野暮ったいけどダンディーな演技を見たかった……合掌
 
 
 
蟹江敬三さん、胃がんで亡くなっていた…
 
 名バイプレーヤーとして数々のドラマ、映画に出演した俳優蟹江敬三(かにえ・けいぞう、本名同じ)さんが胃がんのため3月30日、亡くなっていたことが4日、分かった。69歳。

 東京都出身の蟹江さんは都立新宿高卒業後の65年に劇団青俳入りし、「あの日たち」で初舞台を踏んだ。66年にTBSドラマ「おかあさん」、67年に映画「あゝ同期の桜」に初出演した。

 「熱中時代」「影の軍団」「鬼平犯科帳」など人気作の脇役として、シリアスからコミカルまで幅広い演技でドラマに欠かせない存在だった。「龍馬伝」などNHK大河ドラマに7作出演した。昨年の連続ドラマ小説「あまちゃん」では、主人公の祖父を演じた。

 今年1月から体調不良のためテレビ東京ガイアの夜明け」のナレーションを休養していた。