神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

童話の世界のボンテージヒロイン

 “ヒロインアクション”ネタをネットで探しているうちに、何とも素敵なスチールに出会った
 
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 アクションヒロインの“制服”といっていい、黒のボンデージスーツに身を包み、なにやらいかめしい武器を手にしている、クールビューティーなヒロイン。いったい彼女は誰なのか……すると意外や意外、我が幼少期からよ~く存じ上げていたキャラクターだった。その名も……グレーテル!? 何とかのグリム童話の主人公だったのである。
 
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 この映画、邦題もドンピシャ『ヘンゼル&グレーテル』(原題『hansel and gretel: witch hunters』)で、何でも、嘗て“お菓子の家”に誘われ、すんでの所で魔女の餌食から免れた、かのヘンゼルとグレーテルの兄妹が、15年後、大人となって魔女ハンター(かの悪名高き“魔女狩り”ではなく、本物の魔女をハント)の賞金稼ぎとなって、各地で魔女退治を行うという、トンデモ物語である。スチールで彼女の後ろに控えているのが兄のヘンゼルというわけだ。
 もともと童話自体、ある種の残虐性を潜ませているが、この映画もなかなかエグい魔女の描写も退治の描写もあり、血しぶきも結構な量“飛び散って”いるようだ。予告編を観る限り、かなり強烈!
 
 
 ところで、グレーテル役を務めるジェマ・アータートンという女優、『タイタンの戦い』(ハリーハウゼン版のリメイク)では主人公ペルセウスの妻・イーオーを、『アリス・クリードの失踪』では拉致監禁される主人公を、そして『ビザンチウム』では女吸血鬼を演じるなど、その役柄を観るだけで“ハンドル目いっぱい”「こっち側の女優」といえるだろう。『007 慰めの報酬』にも出演した“ボンドガール”ってのもいい。
 
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 何でも『トランスフォーマー』の新作では、ミーガン・フォックスに変わって主役のヒロインを務めるのでは、という噂もあったそうだが(実際はロージー・ハンティントン=ホワイトリー)、今後注目大の女優といえる