神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“マカロニ”ヒロインアクション『殺しの女王蜂』!

 世を惑わす“変態野郎”に正義の鉄槌を下す女賞金稼ぎ“アシナガ”たちの活躍を描く痛快ヒロインアクションドラマ、それが『殺しの女王蜂』だ!
 
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 これは、先日の「知られざるシネマ」さんからいただいたコメントで初めてその存在を知ったドラマであって、いろいろネットで検索してみて、「これこそ我が『神宮寺真琴のつぶやき』で紹介せねば!」と思うほどの、“宝物”だったよ
 
 昨今いろいろと物議を醸し出す、剛力彩芽所属のオスカープロが一枚噛んで、自前のタレント総出演のヒロインアクションなのだが、その設定、世界観、カッコ良さは抜群で、80年代の「スケバン刑事」「少女コマンドーいづみ」「セーラー服反逆同盟」「花のあすか組」辺りを通り越して、『0課の女・赤い手錠(ワッパ)』、『スーパーGUNレディ ワニ分署』辺りの70年代カオスヒロイン(ズベ公)アクションまで“先祖返り”しそうな、素晴らしすぎる作品に仕上がっているようだ。
 
 GYAOの無料配信は、残念ながらダイジェスト版のPVだが、ヒロインアクション好きにとって、無駄なドラマを排して猟奇・アクションシーンに特化したこの映像は却って小気味よく、しっかり世界観を、主人公の素敵な活躍を堪能できたよ。
 
 通称“アシナガ”と呼ばれるヒロインたちが、どの娘も“美脚”を誇り、「必殺仕事人」よろしく、賞金稼ぎのために、それぞれ得意技を駆使して卑劣な男たちを次々と血祭りに上げていく、という設定もGoodだ 中でもポイズン(春輝)が太腿に装着した毒入り注射器を武器にする辺りは、“グラインドハウス”の『プラネットテラー』を彷彿させる。同じく“グラインドハウス”で『デスプルーフ』を撮った究極の“足フェチ男”タランティーノにとっては堪えられないドラマだろうな
 
 出てくる悪役も、女性の肉体(腿・巨乳・うなじ・背中・処女の生き血……まれに美男子)に特化したフェチ殺人鬼ばかり、というのもそそる。だいたい第一話にして、この手の映画・ドラマに欠かせない「大門豊」こと板尾創路が、香港猟奇映画(驚嘆片)の『赤足驚魂』http://www.youtube.com/watch?v=1kmobtbPvQU&list=PLUyK24_buZNBjZbn2bPY5jBJRKHmJaC7G&index=1も真っ青の猟奇足フェチ殺人鬼を嬉嬉として演じているのも実に嬉しい。しかもそんな彼が、“アシナガ”たちに首を絞められ急所を(『影同心』のように)潰され、毒針注射を喰らわされた挙げ句、日本刀で一刀両断に切り捨てられる描写は爽快そのもの。まさにヒロインアクションの王道だ
 
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 設定からドラマ全編に漂ういかがわしさ・乾いた潤いのない世界観、そして架空の無法地帯・カーオスタウンが舞台という設定などなど、このドラマはどこか“マカロニ”を感じさせる。かつて日活(特に小林旭宍戸錠)が醸し出した“無国籍映画”とも異なる“マカロニ”の匂いが、このドラマの特徴のように思えてならない。
 
 広島には生憎テレビ東京のネット局はない。しかもこのドラマ、昨年の10月から12月にかけて放映されていたと云うことで、もはやDVDの販売(レンタル)を待つしかない……と悲嘆に暮れてしまったが、なんと広島でも視聴可能なBSジャパンでこの5日から改めて放映されていると云うではないか! 生憎、板尾創路主演の第一話観賞は叶わなかったものの、今後このドラマを改めて観るチャンスは残っている。年始の忙しい折だが、がんばって少しでも多く観てみよう。
 
 なんと云っても、これこそ私が望む“ヒロインアクション”の王道だから
 
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