神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

女子高校生による本格ホラームービー

 先日来よりこのブログで何度も紹介しました“女子高校生による本格ホラームービー”『リフレイン』の封切りは無事終了しました。文化祭という限られた発表の場ではありましたが、一般公開日にも例年になく多くの観賞客(おそらく過去最高)に恵まれまして……生徒の口コミの力を感じましたね もしこのブログをご覧になって会場に足をお運び願えたのでしたら、大変嬉しいですが……
 
 一般公開の日は、管理職の御沙汰もあって「13歳未満の方には刺激が強いホラー」との旨のアナウンスを入れての上映となりましたが、そこそこ盛り上がり声(叫び)が上がり、期待通りの反応がありました。エンディングタイトルが流れ始めると同時に幾人もの観客が席を立ちましたが、それは「この映画が目的だった」ということでもあり、それはそれで嬉しい思いに駆られました。
 
 作品は、とある密室に閉じこめられたかつての幼なじみ女子高生5人に襲いかかる恐怖、という、まあ昨今の内外ホラームービーの常套的展開でしたが、これも若いパワーなんでしょうか、「そこまでやる」と思うくらいねちっこく粘り強い演出がなされていて、また「こうすれば観る人は驚くだろう」とそれなりに考えた演出・カット割りがなされていて、荒削りながらなかなかの作品に仕上がったのではないか、と思います。もっとも、“フィックス至上主義”の顧問に逆らったのか、全編手持ちで三脚など殆ど使っていない様子でした。まあ、それがホラー特有の不安定な雰囲気を醸し出してはいましたが。でも、脚本はもう少し練ってほしかったな、と言う点では、恥ずかしながら顧問(『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』監督の私)譲りだったようですが……
 
 これを撮るに辺り、よっぽど“Jホラー”を観賞・研究したんだろうな、と脚本・監督の子に尋ねたところ、「あたしはホラーが苦手なんで」とのこと……じゃあ、何で1年がかりでこの作品を撮ったんだよ
 
 ところで、先のブログでうっかり上映時間を誤って紹介してしまいました。もしその情報を元に学校に来訪されて観賞の機会を失った方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ありませんでした。生徒(部員)の了解が得られたら、今後いろんな上映機会を設けて行こうと思いますが、もし上記のような理由で観賞が叶わなかった方がいらっしゃったら、このブログにコメントください。善処いたします。
 
 ちなみに、当高校のHPにも掲載されていたので、一応『リフレイン』の上映時(スクリーン撮影)スチールを掲載します。
 
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