神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

バーバレラとアン・ハサウェイ

 コミックヒロインの中で『ワンダーウーマン』と並んで魅力的なキャラクター『バーバレラ』。こちらの方はアメコミではなくフランスのSFコミックがその原作だが、生粋のアメリカ人、ジェーン・フォンダによって映画化された。当時の夫がロジェ・ヴァディムだったからとはいえ、別の意味合いで“女闘士”だったジェーン嬢が、男共の慰み者のようなセクシーヒロインを演じたことは、その無理矢理ぐあいから逆にそそられるシチュエーションであった
 
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 そんな素敵な『バーバレラ』にリメイクの噂が立ったとき、そのセクシーヒロインを演じる役者として、アン・ハサウェイが候補に挙がったと知った時、ネット上に流れる彼女の容姿を見て、一抹の不安がよぎった。
 
 「こんな娘に、あの“バーバレラ”が務まるのか……?」
 
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 “バーバレラ”に対する思い入れが強いだけに、あの濃くてバタ臭く、ヘンに聡明な雰囲気を醸し出すアン・ハサウェイは、正直イメージとかけ離れていた。とにかく“バーバレラ”は脳みそを空っぽにして、ただセクシーさに特化して演じてこそ味が出るキャラだ。
 
 しかし、そんな私の不安が杞憂に終わったのは、件のアン嬢が『ダークナイト ライジング』で実に魅力的な“キャットウーマン”に変身した姿を見てからだ。全身タイトなレザースーツに包まれた出で立ちなのに、今ひとつセクシーさをアピールできなかった過去の“残念なキャットーウーマン”の悪しき伝統を見事に払拭してくれた素晴らしい姿だった。
 
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 しかも、ギャグ映画の要素の濃い『ゲットスマート』でも、こんな素敵でセクシーな姿を魅せてくれている。
 
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 ちなみに、“ワンダーウーマン”がそうであったように、往年のヒロインのリメイク話が持ち上がる度に、その候補女優にCGで衣装を“着せた”スチールがネット上に出回るものだが、まだアン嬢の“バーバレラ”は現れていない。強いていうならば、このスチールかな?
 
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 色合いからしてジェーン版“バーバレラ”のこのスチールに似てるかも……
 
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