神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ノスタルジックなヒロイン

 復活最初のネタは、あまり“アクション”ではないヒロイン(マドンナ?)の話。
 
 かれこれ2週間も前の話になるが……初めて「仮面ライダーウィザード」を見た。本当にたまたまその時間に起きて、たまたま家族に混じって観ただけなのだが、ただその日にその回のドラマを見たのは、天命であり必然だったのかも知れない……

 このドラマの世界観を知っているわけではないので、あくまでその回のことしか書けないけれど、どうもその回「ラストシーンの後は」の主人公は女優となった千鶴のいう娘で、彼女は以前自分が出演した自主映画と、その監督に思いを馳せている、という設定だった。件の映画は、大学映画研究部と思しきところが撮った未完の16ミリフィルム映画で、監督を務め彼女を見いだした監督・悟史の部屋にはフィルム映画制作の機材が所狭しと並んでいる。正に学生時代の私の下宿のような雰囲気だった。機材に関しても、缶に入ったフィルムを見るまではてっきり8ミリだと思ったくらいだったし。
 
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 その後、彼女の真の思いは、未完のフィルムではなく、監督との思い出にあったのだが、その監督の彼は既に悪の怪人にすり替わっていて……と、おそらくこの世界観に則った展開になっていく。

 ただ、このシチュエーションは、「あどりぶシネ倶楽部」であり「ノスタルジア(いきものががり)」のPVであり、そして我が青春時代の甘く残酷な思い出のまんまである。だから何となく泣けてしまった。よくもまあ、この回に限って観ることが出来た、と驚いた。やっぱり運命だったのかなぁ
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 ところで、この千鶴を演じたのが、鉢嶺杏奈という女優。AKBの大島優子に雰囲気が似た、いかにも“自主映画のヒロイン”然とした子だった。同じテーマのPV(「ノスタルジア」)に登場する仲里依紗と双璧をなす“フィルムラブの女優”といったところか。