神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

日本のセーラー服文化?

 “セーラー服&赤スカーフ”ヒロインとして忘れてはならないのが、隣国から来た“大和撫子”小夜こと韓流女優・チョン・ジヒョンだろう。映画『ラストブラッド』に於ける彼女の圧倒的な強さ、精悍さ、可憐さは抜群だった。まさに『学園の戦闘服」たるセーラー服の持つ意味を、日本人以上に理解している様に見えて、実に頼もしかった(笑)
 
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 ただ、日本の文化ともいえる“セーラー服女学生”を韓流スターが演じるという構図は、正直違和感はあった。勿論『悪魔の毒々モンスター東京へ征く』に出てきた、明らかに日本文化を揶揄したとしか思えないオッサンセーラー服敵キャラと比べたらよっぽどマシだが、やはりセーラー服(そして赤スカーフ)は日本のヒロイン文化として哀切にしてほしい、との思いもある。決してチョン・ジヒョン嬢を非難しているわけでは……
 
 つまりこんなかっこいいセーラーヒロインを日本映画ももっと出してほしい、ということが言いたいわけだ。もっともそれが『お姉チャンバラ』や『吸血少女対少女フランケン』といったスプラッター系作品だと興ざめするが……(まあ『ラストブラッド』もスプラッターといえなくはないが……)