神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

広島に“ヒロインアクション”の波を!

 劇場版“広島発ヒロインアクションムービー”の『サルベージ・マイス』が広島先行封切り公開されて久しい。2005年から地元広島で“ヒロインアクション”を撮り続けてきた当映画制作団体IPFとしては、この映画の存在を知った時点では忸怩たる思いだったが、結果的には、このタイミングで“広島発ヒロインクションムービー”の名が世間に喧伝されたのは、非常に好ましかったと思えるようになった。それと前後して『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズの2作品が、相次いで東京公開されたのも、これまた実によいタイミングだった。
 
 勿論『サルベージ・マイス』と『天使諜報』とでは、アクションや規模の面で比べるべくもないが、少なくとも「広島は“ヒロインアクション”のメッカ」として広く全国に認知されれば、嬉しいことこの上ない。

 元来は、主宰者の願望が殊の外反映されている“等身大のファンタジー系”作品を中心に、恋愛モノからホラー、サスペンス、特撮、実験アニメ、果てはアート系作品に至るまで、まさに所属監督の思いが交錯し合う「ごった煮系制作団体」だったはずのIPFが、いつの間にか「“天使諜報★神宮寺真琴”のIPF」と認知されるようになったらしい(これ、メンバーの言)。もともと広島の他団体が手をつけていない、しかも個人的に大好きなジャンルを細々と撮り続けていきたい、との想いから始めたジャンルだが、『サルベージ・マイス』のお陰で、もしかしたら「他にもある“広島発ヒロインアクションムービー”!」として、思わぬ脚光を浴びるかもしれないhttp://img.mixi.net/img/emoji/59.gif

 それだけに、我々のみならず、多くの広島インディーズの皆さんにも、この“ヒロインアクション”の波に、輪に入ってきてほしい、と思う次第である。独占であるが故にこんな私でも何とか続けられたジャンルに、多くの優秀な作品が参入することは正直驚異である。しかしながら、『サルベージ・マイス』がそうであったように、素晴らしい作品を集めてイベントが組めたならば、相乗効果できっと「広島は“ヒロインアクション”のメッカ」と本当に認知される未来が来るかも知れない。そうなったら素晴らしいの一語に尽きる!

 そんな訳で、そろそろ“本気”で私も新たな企画を進めなければならない。差し当たりことは大きく「今年度中1本、ゴールデンウィークあけまでにもう一本」ヒロインアクションムービーを撮るつもりで頑張ってみたいと思う。一本は「神宮寺真琴」第4弾、もう一本は新たなるヒロインアクションの新シリーズだ。

 先日来からの日記にも書いたように、本業の方はいろんな意味で、目まぐるしく忙しい。だが、件の“ドラマ制作”好き部員たちのお手本になるような映画作りを目指してみたい。みんなビデオカメラ持ってロケに見学においで! 何ならその姿をビデオに収めて「ビデオドキュメント」作品として来年夏のコンテストに出品すればいいhttp://img.mixi.net/img/emoji/59.gif 人間、気持ちさえ充実してたら、むしろ忙しすぎる方がいい。

 そこで、その狼煙といったら大げさだが、ここに『天使諜報★神宮寺真琴』3部作を一挙公開して、“広島発ヒロインアクションムービー”有志の交流の場としたい。

 さあみんなで広島に“ヒロインアクション”の波を起こそうよ!http://img.mixi.net/img/emoji/50.gif


比治山大学短期大学部美術科とIPFによる自主映画・アニメーション上映会

日程:2011年11月19日(土)13:00〜20:45

会場:横川シネマ!!(広島市西区横川町3-1-12)
http:// yokogaw a-cine. jugem.j p/?cid= 7

入場無料

上映プログラム

13:00~13:30   「比治山大学短期大学部美術科学生作品集」(30分)
13:40~13:55   「ワタシノキライナモノ」(15分)
14:10~15:21   「nowhere(ノーウェア)」(71分)
15:30~15:37   「オコッテル犬」(3分)
            「セカイ系セカイ論」(4分)
15:50~17:20   “天使諜報★神宮寺真琴”シリーズ3部作
               「狙われた生徒会長」(26分)
               「市民の敵は場外へ飛ばせ!」(28分) 
                「シンデレラの懸賞金」(43分)
17:30~18:24   「夢の端っこで」(54分)
18:40~19:42   「AGAPE」(62分)
20:00~20:42   「道々」(37分)
            「青春の青汁」