神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

禁じられた………

 今更このことを話題にするのもどうかと思うが……
 
 様々な可能性を秘めながら、若い命を散らしてしまった希代のアイドル・岡田有希子。当時の自殺報道はすさまじく、多くのニュースのトップで報じられた。主演した連続ドラマもオンエア終了し、また新たな期待がかけられていたときだっただけに、当時社会人になったばかりの私も、非常に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。
 
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 さて、件の岡田有希子嬢は、一度“かぐや姫”をモチーフに現代風にアレンジした単発のSFドラマに主演したことがあった。今となってはその内容もタイトルも失念してしまって定かではないが、その際に「岡田有希子ってSFヒロインがとっても似合うアイドルだなぁ」と強く感じたことを覚えている。その直後に前述の連続ドラマ「禁じられたマリコ」に主演。“ポルターガイスト”現象に悩まされる(そして時としてそれが大いなる武器となる)主人公を鬼気迫る雰囲気で演じていた。SF的な面白さはあったものの、主人公の追い込まれ具合が実に痛々しく、あまり観ていて楽しいドラマではなかった。そしてそのほぼ直後、彼女は自らの命を絶つ。
 
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 今彼女が生きていたら、どんな女優になっていただろう。当時のアイドルの中でも、上記のような思いで結構贔屓にしていただけに、その後の彼女の活躍が観られなかったのは非常に残念で胸が痛む。もしかしたら、稀代のSFヒロインになっていたかも知れないし……
 
 結局は、“たられば”になるばかりだが………