ヒロインの衣装は可憐さか実用性か?
そういえば、昨年は坂本監督の『赤×ピンク』『009ノ1』『BLACK FOX』というヒロインアクションが一挙放映なんて企画が日本映画専門チャンネルであったなぁ、なんて、テレビの前に散逸したブルーレイを整理しながら、感慨にふけっていた。中でも、やっぱ『009ノ1』の主人公であるミレーヌ・ホフマン(演・岩井真悠子)の出で立ちは、何度観ても惚れ惚れするなぁ(;^_^A でも、彼女は確か芸能界を引退したんだよなぁ……( ノД`)
最近何かとヒロインのコスチュームばかりに話題にしている。まあ、「最近」に限ったことじゃないけどねヾ(- -;) 勿論ヒロインにはヒーロー以上その強さ・可憐さを引き出すコスチューム・アイテムが重要なんだけど、本来はその必然性というか、それにふさわしいキャラクターづくりや物語が大切なのは言うまでもない。拙作『特命探偵☆葛城アキ』は敢えてそのアンバランスさを誇張した物語設定にしたが、本来は正統派・王道としてのヒロインを演出するためにアイテムでなければならない。まあ理想は「ヒロインにこんな格好をさせよう」ではなく、「ヒロインのキャラクターには、このスタイルが必然だろう」という順番であることが望ましい。まあ、それでいったら、ミレーフ・ホフマンのこの衣装も、その露出部分の多さから、必然とはいいがたいんだけどね(;^_^A