神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

45年目の「飛鳥~ッ!」 ~2022年2月2日~

 2022年2月2日。今年もこの日を迎えてしまった。「飛鳥~っ!」の日である(;^_^A

 

 東映特撮ドラマの金字塔『快傑ズバット』。『仮面ライダーV3』を筆頭に、『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』では主役か主役級のキャラを演じ、『助け人走る』でも助け人の一人「島帰りの龍」で出演し、『現代ポルノ伝 先天性淫婦』では主演の池玲子に翻弄される青年役を務めた宮内洋だが(;^_^A、やはりその代表作は『快傑ズバット』であり主役の「早川健」といっても過言ではない。そしてその早川の大親友にして、第一話で非業の最後を遂げるのが飛鳥五郎である。過去のブログを遡ると、連続で「飛鳥五郎の命日」として、この2月2日には同様のテーマでブログをしたためていたようだ(;^_^A

 

 これには、『ズバット』 の劇中(クライマックス)に、悪幹部を追い詰めたズバットこと早川健が、「2月2日、飛鳥五郎という男を殺したのは貴様だな!」と、啖呵の如く“お約束の”セリフを口走るから、自然に刷り込まれてしまった、といういきさつがある。毎回何の脈絡もなく片っ端からこのセリフで幹部を詰問し、その都度幹部のムチャクチャな言い訳(例えば「その日俺はイタリアでスパゲティーを喰ってた!」云々といった感じ)が半ばギャグ化していたものだった。

 

 結局、ダッカーのラスボスがその存在を明かす以前から何故か飛鳥殺しに関与していた、という“ご都合主義”な展開で、『快傑ズバット』のドラマシリーズも早川健の悲願(飛鳥の復讐)もその終焉を迎えるわけだが、今年でその終焉から、そしてドラマの初放映日とリンクした飛鳥の命日から、丁度数えて45年目の2月2日を迎えたことになる。

 

 宮内洋は、かのNHKの特撮礼賛ドラマ『トクサツガガガ』の最終回に出演したり、数多の特撮イベントに参加する(最近も藤岡弘、佐々木剛と共にライダーのイベントに出てた)など、御年74にもなりながら精力的な活動をしているし、件の飛鳥五郎こと岡崎二朗も、CSながら最近のVシネマ(『日本統一』シリーズなど)で頻繁に見かけるようになった。45年といえば、生まれた子が壮年といえる年齢にまで達する年数だが、それだけの時間を過ぎてなお、2人とも健在で活動の手を停めていないことは、往年のファンとしてもとても嬉しいことである。

 

 

 果たしてこの“2月2日ネタ”は今後いつまで続くやら……「訃報でおしまい」なんて展開だけは何とか避けたいものだ……だから2人はいつまでも「早川健」で「飛鳥五郎」でいてほしい!