神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

憧れの「東映チャンネル」、奇跡の……

 どういう塩梅か、年始を迎えCS「東映チャンネル」の無料放送が続いた。普段はCATVに加入していてもオプション契約しなければ視聴できない「東映チャンネル」なんで、昨年10月辺りに定期的に無料放送の日(月一回程度)があることを知ってから、その日は片っ端から録画するようにしてきた。おそらく当方のブログをご覧の方ならば、私が70~80年代の東映プログラムピクチャーや、昭和60年代東映系ヒロインアクションドラマ、東映製作の特撮ヒーロー“テレビ映画”を溺愛しているかをご存じだと思うので、この気持ち、この行動はわかってくれると思う(;^_^A 大抵は半日程度の無料放送になるんだけれど、前回など、かのソニー千葉追悼の意味待ったのか、氏の初主演作にして深作欣二監督作品『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』がその枠で放映されたのが大変ありがたかった。

 

 ところで今回の無料放送なんだけれど、上記のように何故その時間帯が数日に及んだ。おかげさまでその間、往年の特撮ドラマ『大鉄人17』、『バトルフィーバーJ』、『ジャッカー電撃隊』、「かめんらいだーすーぱーわん~♪」の『仮面ライダースーパー1』、『キカイダー01』(よりによって「キ●ガイバト」の回(゚Д゚;))を2話ずつ堪能できたし、かの“御手洗博士”(by『ミラーマン』)の宇佐美淳也水戸光圀を務め、B級特撮っぽいテイストだった“第二東映”の『水戸黄門漫遊記 怪魔八尺坊主 』や、かの加藤泰の超名作『緋牡丹博徒花札勝負』、東横映画時代の作品で、中村雅俊岡田茂御大の若かりし頃を演じたドラマ『映画三国志』の中でその制作秘話が描かれた『きけわだつみの声』、地井武男がダイナマイトで橋を吹っ飛ばす無茶ぶりに圧倒された『トラック野郎熱風5000キロ』、かの初期必殺シリーズで「鉄砲玉のおぎん」を演じた野川由美子が奇跡のように美しい(そして妖艶な)『くノ一忍法』といった、実に東映テイストに溢れた映画もゲットできた。また、子供時代必死になって観ていた(それなのに殆ど記憶に残っていない)『キーハンター』も2話ほど録画できたのはありがたかったな(;^_^A

 

 

 

 

 自分にとって「東映チャンネル」は憧れであり、そのラインナップをテレビガイド欄で見る度にため息をついてしまうんだけど、その視聴だけに月々払う金額に、解約時には同額の解約料を払わなければいけないシステムや、仮に契約しても今の忙しい状況でどれだけ観賞出来るのか、などを鑑みると、なかなか契約には二の足を踏んでしまう。おそらく定年を迎え時間に余裕が出来たら観賞する時間には恵まれるんだろうけど、逆にその頃には視聴料を払う金銭的余裕はなくなっているだろう。そんなわけで、今はめったにない無料視聴の時に、せっせと録りためていくしかないだろう……(;^_^A