巨星、墜つ……
言葉がない………
先日、日本映画専門チャンネルで放映された『八月十五日の動乱』という映画の中で、宮内庁の若き医者として出演していて、「医者役って『復活の日』だけかと思ってたけど、こんな昔も演じていたんだ』なんて、暢気に考えながら観ていたんだけれど、そんな時、既に厳しい闘病生活を送っていたなんて……
稀代のアクション俳優、チバチャン。SONNYCHIBA……いろんな肩書、名称を持ち、生涯アクション俳優を貫いた、我々の世代の偉大なるヒーローだった、千葉真一氏の訃報を、今目にした……こんなことって起こるのか……しかも新型コロナウィルス禍で……『復活の日』では、MM88ウイルスの猛威にも南極で生き残って、その研究に没頭する医者役だったじゃないか! それがなぜ……改めて言葉がない……
せめてもの思い出は、2017年に横川シネマ!!で開催された「千葉真一映画祭」で氏とお会いできたことだ。その際1981年の『戦国自衛隊』キャンペーンで今は亡き広島宝塚劇場前で、自衛隊制服姿の氏に書いてもらったサインを持参し、直接その話が出来たのがせめてもの思いだ。あの時、千葉真一御大と熱い握手を交わし、アクション魂を注入してもらったような気がして、その後もヒロインながらアクション映画を広島で撮り続けて、そしてその上映会を10日後に控えていた今日、この時、一番観たくなかった記事を観てしまった。
今はまだ自分の中で気持ちの整理がつかないけれど……とにかく今は安らかに……アクションの本当の"神”となって、我々を見守ってください……合掌。
俳優・千葉真一さん死去 82歳 新型コロナによる肺炎のため
https://news.yahoo.co.jp/articles/491cf6a2444ce85b06b57d0a2dac174869018aab