神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

セーラー服の「昭和」の風格

 いずれレビューを書こうと思ってるけど、先月末の31日、イオンシネマ西風新都で『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』を観賞した。先月は『ゴジラvsコング』に始まり、『夏への扉』『星空のむこうの国』『ブラック・ウィドウ』と続き、この『ザ・ファブル』でついに月5回の劇場映画観賞が叶った。もしかしたら我が人生において一番劇場に足を運んだ月だったかもしれない(;^_^A   それにしても、一昨年から月イチ観賞を始めて以来、パンフは出来るだけ購入するようにしてるし、7月はキャップや下敷き、クリアファイルなども買ったので、とんでもない額の出費となってしまった(;^_^A でも、今月も『サマーフィルムにのって』を筆頭に、観たい映画が目白押しなんで、どんな出費になるか……今から戦々恐々である(;^_^A

 

 さて、前述の『ザ・ファブル』だが、主人公のファブル(岡田准一)のバイト先の同僚として山本美月が出演していた。一時期『貞子vs伽椰子』を始め、多くのテレビ・映画に出演していたのに、最近あまり観なくなったなぁ、なんて思っていたので、「久しぶり」って感じで見入ってしまった。彼女は何処となく“昭和のテイスト”を感じさせる子で、結構気に入っている(;^_^A(;^_^A

 

 そんな山本美月が、以前「昭和風セーラー服SHOT」を自身のInstagramで披露したことがあった。確かに髪は三つ編み、スカートも膝下と、まさに昭和の風格。なかなか様になっていた(;^_^A

 

 

 「昭和のセーラー服」っていえば、当方の制作映画に登場する制服姿の主人公は、和泉笙子(『シューリンクス』)も桐原真琴(『思い出はあしたから』)も若松真由美(『新人代謝』)も河井智美(『むてっぽう。』)もも神宮寺真琴も葛城アキも八城忍も南部京子(『ザ 争奪戦っ!』)もみな、スカート丈の長い昭和のセーラー服姿だ。それはみな、昭和の末期に既にお古だったセーラー服を未だに回し着しているからにほかならず、南部京子を演じてくれた、当時現役JKだった実可子さんからは「スケバン刑事!」なんて笑われていたっけ(;^_^A

 

 

 でも、セーラー服は何といっても“郷愁”をそそるアイテムとして効果的な衣装だ。だからセーラー服が登場するだけで、時代がグッと「昭和」に近づくような気がする。それ故、セーラー服の今風の気崩し方はいかがなものかと思う。せめて70年代東映プログラムピクチャー時代の“ズベ公”の恰好ぐらいで留めておかないと……(;^_^A

 

 セーラー服をきちんと着こなし、ツルゲーネフの「はつ恋」をいつも愛読する“優等生面”を装いながら、実は裏で“悪の”花園実業高校スケバングループの影の大番長として暗躍していた『愛と誠』の高原由紀(演・多岐川裕美/海野まさみ/大野いと)みたいなアンチヒロインが登場する映画もまた観てみたいし、撮ってもみたいな(;^_^A