『星空のむこうの国』がリメイクされるとは……!!
ここ最近は、文字通り「映画三昧」。去る6月26日には広島バルト11で『ノーボディー』を、一日明けて28日には同じバルトで『映画大好きポンポさん』を、そして先日は『ゴジラvsコング』をと、この一週間で凡そ3本の映画を劇場で観賞した算段になる。来週も、待ちに待った『ブラックウィドゥ』も公開されるし、『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』も観に行きたいし、アニメの『サイダーがのような言葉が湧き上がる』も気になるし、『食人雪男』さえも食指が動きそうヾ(- -;) そんなわけで、下手をすると今月は毎週末劇場観賞、なんて事態に陥りそうだ……って財布の中身は大丈夫?
そんなわけで、最近は映画観賞の折に、しっかり自戒上映作品の情報をチラシによって手に入れてるんだけれど、先週の観賞時、思いがけない作品を見つけた。そのタイトルは『星空のむこうの国』。本作は、今から40年近く前、それこそ今年結成35周年を迎えた当団体イチヱンポッポフィルム(IPF)が誕生する前に、16ミリで制作された珠玉のファンタジー系ジュブナイル作品である。以前話題にした菊池桃子主演のサスペンス2時間ドラマ『卒業』でも桃子に次ぐ役どころで出演していた有森也実が主演していて、当時のファンタジーに傾倒した映画青年にとっては、一連の大林監督の”尾道ファンタジー三部作”と並び、バイブルのように感じていた作品だった。原作がコバルト文庫、ってのもいい。
1986年だったと思うが、この映画がどうしても観たくて、当時8,800円もしたレーザーディスクを購入し、でもデッキを持っていなかったので。映画サークルの友人宅に押しかけて再生してもらった記憶がある。ホント、劇中の有森也実は抜群の透明感で天使のようでもあり、『卒業』で彼女の存在を知っていた身としても、いい意味で圧倒されたものだった。
そんな『星空の向こうの国』が、前回と同じ小中和哉監督によるセルフリメイク作品として、40年近い歳月を超えて甦るのだという。我々にとってはこれは一つの事件だ!(;^_^A 今でこそ“広島発ヒロインアクション”に特化した感のあるIPF(そして代表の私)だが、その原点はファンタジー路線。折も折、そろそろ原点回帰のファンタジーでも撮ろうかって思っていた矢先の、ビックサプライズである。きっと観に行ってしまうんだろうな……(;^_^A
ちなみに、本作に前作の主人公を務めた有森也実が出演するのはとても嬉しいことだが、全作で彼女が務めた主役の理沙を演じるのは、秋田汐梨という女優。この秋田汐梨という子は、もともとJC(JS?)雑誌のモデルをしていて、娘が愛読していた「ニコプチ」なる雑誌にも掲載されていたそうである。それて一昨年彼女が来広した際、件の広島バルト11があるイオンモールのとある店で彼女の撮影会があり、娘との2ショットを撮ったことを思い出した(;^_^A そういう意味では、間接的ではあるが、既に秋田汐梨嬢と逢ったことになる(;^_^A
果たして彼女が、富田靖子や小林聡美、原田知世、有森也実、斉藤由貴、菊池桃子、奥田圭子、そして最近の石橋杏奈といった、我がミューズ(女神)に仲間入りしてくれるかどうか……(;^_^A