神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

7月の「懐かしの8mmフィルム自主映画上映会」開催に向けて

 現在、来る7月18日に開催する、当団体イチヱンポッポフィルムの結成35周年記念イベント「懐かしの8mmフィルム自主映画上映会」に向けて、8mmフィルム作品の準備と試写を随時行っています。

 

 

 今の映像作品とは比較にならない繊細さと取り扱いの危なっかしさを湛えた8mmフィルム映画故、1本通して映写するだけでも大変です(;^_^A  この度流した作品『もっと、素直に…』は、1994年開催の「修道大学映画研究部自主制作映画上映会」に貸し出して上映してもらって以来、映写機にかけること自体、おそらく27年ぶりとなったはずですが、何とか当時の映像・音声を再現することが出来ました。流石エルモGS1200クセノンです(;^_^A

 

 

 それにしても、“アナログ”の粋を懲らした(?)8mmフィルムの映写機上映は、それだけで胸躍る思いです。そしてデジタル信号ではなく、フィルムに直接焼き付けられた光学撮影故、時代感はいやがうえにも伝わってきます。ここに記憶された1991年12月の時代感が(;^_^A

 

 ちなみに本作は、その次に制作した拙作『こねこのらねこまいごのこねこ』と共に、その1991年12月のひと月で「ひと月8mm映画2作品同時クランクイン・クランクアップ」を成し遂げた、思い出深い作品です。そして、IPF作品でありながら、一般公開としては上述の修道大映研の上映会に貸し出した1回で、且つ完成後31年目にして初めて制作団体IPFの主催上映会で流すことになるという、数奇な運命をたどった作品でもあります(;^_^A 

 

 

 ただ、上記のように、いつ何時トラブルが起こすかしれない危なっかしさを持つ8mmフィルム・映写機ですので、本作の上映確認を含め、上映当日まで気を抜かず、準備を続けていきたいと思っています(^^)

 

 

 

「懐かしの8mmフィルム自主映画上映会」

日時 2021年7月18日(日)
会場 広島市中央公民館 研修室4

    (広島市中区白島町24番36号)

入場無料(定員各回18名)
主催 イチヱンポッポフィルム(IPF)/演劇企画室ベクトル
協力 BOX MAN FILM(BMF)
後援 (公財)広島市文化財

上映作品 『もっと、素直に…』(胤森淳監督)
       『思い出はあしたから』(胤森淳監督)
       『悪魔の誕生日』(池田健太監督・招待作品)
       『ライダーヒロシマ』(奥一浩監督・招待作品)
上映スケジュール 

    9:30 開場
   10:00~(2作品/計61分)
    ●もっと、素直に…
    ●悪魔の誕生日
   11:15~(2作品/計88分)
    ●ライダーヒロシマ
    ●思い出はあしたから
   13:00~(2作品/計61分)
    ●もっと、素直に…
    ●悪魔の誕生日
   14:45~(2作品/計88分)
    ●ライダーヒロシマ
    ●思い出はあしたから
      15:45~(約30分を予定)
    アフタートーク
    出演:
    奥一浩(BMF)
    池田健太(BMF)
    胤森淳(IPF)