神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

帰っておいで! 武田梨奈

 現在リアルアクション女優"御三家”の中でも、今までリーダー格だと思っていた武田梨奈だが、ことアクションに関して言えば、先日のブログにも書いたように、最近は後の二人、清野菜名山本千尋にすっかり水をあけられた感がある。最近の彼女の活躍といえば、なんと言っても『ワカコ酒』での主人公・村崎ワカコ役に尽きる。しかしご存じ通り『ワカコ酒』は非アクションもの。確かに広島出身の村崎ワカコ役ということで、彼女が「設定広島のアクションヒロイン」に仲間入りしたのは喜ばしいことだが、いつまでもほんわかニコニコして行儀よく酒を口に運び「ぷしゅ~ゥ」なんてつぶやいているのは、彼女のアクションスキルを知っているだけに、いかがなものかと思ってしまう。

 

 そんな彼女も、件の『ワカコ酒』で、一瞬“リアルアクションヒロイン”の輝きを見せたことがある、それは「Seazon2 第5夜『酔拳解禁!大人の麻婆』」の回で、この時ワカコこと武田梨奈は、熱々の激辛麻婆豆腐に舌鼓を打ちながら、いつしか“妄想”の世界で見事な酔拳を披露する。その時にはあの『少女は異世界で戦った』をはじめとする往年のアクションムービーで魅せた、キレキレの凛とした目力を披露してくれてたなぁ(;^_^A

 

 

 

 彼女がこの演技をするにあたり、やはり先達のジャッキー・チェンを意識したそうだ。でもそのオンエアからも既に4年が経過し、彼女の“非アクション道”はどんどん深みにはまっていくばかり。そんな中、久しぶりに“アクションヒロイン”としての彼女の姿を垣間見ることの出来る記事を見つけた。

武田梨奈×ジャッキーちゃん、改めて言おう「ジャッキー・チェンは唯一無二の存在です」
https://www.oricon.co.jp/news/2192746/full/

 

 

 これは、ジャッキー・チェン主演映画『プロジェクトV』の番宣を兼ねての企画記事だが、残念なことに武田梨奈と対談しているのは本物ではなく、ものまね俳優の「ジャッキーちゃん」( ノД`)  でも、そんな中、彼女はしっかり「ジャッキー愛」について語っている。どうも、ジャッキーチェンの存在なくして「リアルアクション女優 武田梨奈」の誕生はなかったようで、そう思うと、“本物の”ジャッキー・チェンには感謝感謝である(;^_^A

 

 それにしても、武田梨奈よ、ここまでジャッキー愛、アクション愛について語ってくれるんだったら、そろそろ“ヒロインアクション”の世界に帰っておいで! 『ワカコ酒』の演技っぷりで、もう誰も君のことを「アクションする人」なんて揶揄したりはしないはずだから。その美貌と若さと身体能力がまだまだある今こそ、もっと大胆に、演技とリアルアクションを融合させた映画なりドラマで活躍してほしい。

 

 理想を言えば、折角「酒」はアクションの「酔拳」とマッチしてるんだから、例えば「酔拳」で悪党を倒した後に、その疲れを癒すために居酒屋に行き、そこの名物なり名酒なりを紹介する、なんて形の『ワカコ酒 番外編』を撮ってほしい。最初に居酒屋で酔って、後半に「酔拳」で悪党を倒すのでもいい。一遍洒落でそんな回も撮ってくれないかなぁ(;^_^A

 

 もっとも、この企画って、実はウチのヒロインの誰かでやってみたい企画なんだよね(;^_^A