神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“出前”文化と半額ピザ

 近年とてもありがたいのは、ピザを直接店舗まで取りに行くと半額になる。というサービスを多くのチェーン店が行っていることだ。もともとせっかちな方だから、自分から取りに行く方が性に合っているし、玄関での応対も得意じゃない。それで値段が半額になるんだから、このサービスは持って来いだ。もっとも、それでもあの値段の高さはどうにかならないかな……単純に比較したら申し訳ないけれど、スーパーでも最近立派なピザが店頭に並んでいるが、価格はピザチェーン店のそれのおよそ3分の1ぐらいしかしないし………

 

 

 ところで、何故かピザは“宅配(デリバリー)”のパイオニアというか代名詞になっている。もとはといえば、日本では、蕎麦屋や寿司屋の、”出前”という文化が既に根付いていたが、いつの間にか廃れ、そこにピザの“デリバリー”が参入してきた感がある。しかも「冷めたピザは食えない」とばかりに、30分以内に届けられなければお代は頂戴しない、なんてキャッチフレーズもいつの間にか定着していったようだ。

 

 確かに昨今の新型コロナ禍で外出が控えられている状況下では、ピザに限らず“デリバリー”の需要は高まっているが、そんな中でもことさらピザ店が「店舗受け渡し半額」サービスをアピールするのは、ひとえに配達需要の高まりとそれによる配達員確保の困難さがあるのかもしれない。まあ、それはそれで、新型コロナ禍が生んだ新たな職種といえなくもないけれど……