神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ここに“山陽美女の典型”が! by『劇場版 奥様は、取り扱い注意』

 新型コロナウイルス禍による「ヒロインアクションムービー」の受難は、何もハリウッドばかりではない。この日本でも、久々かつ稀代の〝ヒロインアクション”といっていいドラマ『奥様は、取り扱い注意』の劇場版が、当初の本年6月5日の公開が、これも新型コロナ禍の影響で延びに延び、現時点では凡そ8か月遅れの来年3月19日になってしまっている。もっとも、他の邦画がそれでもここんところ何とか公開に漕ぎ着けているので、今はハリウッドヒロインアクションのような〝再延期”にならないことを祈るのみだ。

 

 さて、本作『劇場版 奥様は、取り扱い注意』のヒロインは、広島っ娘にして現在日本における〝演技的アクションヒロイン”の第一人者といっていい綾瀬はるかだ。『ICHI』『僕の彼女はサイボーグ』『八重の桜』『精霊の守り人』の例を挙げるまでもなく、彼女は映画やドラマの世界で多く〝戦っている”。それ故彼女のかっこいいヒロイン姿がスクリーンで拝める本作が、延期による来年3月スライド公開になってしまったのは、まだ公開の目処が立っただけでも有り難いといえば有り難いが、それにしてもまだ実質4か月後とはあまりにも長い。それ故、その日付が明記された今回発行のチラシは、ある種「恨めしい」モノでもあるんだけど(;^_^A、逆に「再告知」といことで一新されたチラシデザインを見て、実は胸がときめいてしまった。それというのも、今回のチラシビジュアルの綾瀬はるかが、「本当に彼女?」って見まがう程(失礼!)可憐な表情を浮かべているのである。思わず心奪われてしまったよ(;^_^A

 

 

 赤いドレスを着て拳銃を構え静かに微笑む彼女の姿は、その上に載った精悍な顔つきで海外の街並みをバックにこれまた拳銃を構えている西島秀俊の姿と相まって、実にかっこいい〝王道”のチラシ(そしておそらくポスター)のデザインになっている。そしてそこに移っている綾瀬はるかの表情が、よく見れば明らかに彼女なんだけれど、ぱっと見別の美女のようにも見える。それというのも、何というか、彼女の表情に、かの「岡山の奇跡」と呼ばれた桜井日奈子のそれが何となく“ない交ぜ”されたように見えるのだ。あくまで私見といえば私見なんだけど、何とも不思議な写真だ(;^_^A

 

こちらのチラシの方はつものイメージ通りの綾瀬はるか

 

 

 裏の典型的な『Mr&Mrsスミス』風デザインの綾瀬はるかの方は、再デザインチラシの表情に似てるかな?(;^_^A

 

 それにしても、広島出身の綾瀬はるかといい、岡山出身の桜井日奈子といい、共に中国地方でも「山陽」と呼ばれる地域が出自である。そうなると、一応当然綾瀬はるかなんだけれど、「山陽」を代表する美女の要素が詰まった“山陽美女の典型”のように見えるスチールということになるかな(;^_^A  何だか“妄想”が暴走しているようなこと書いてるけど。

 

 

 そういえば、綾瀬はるか桜井日奈子って、何となく「計算された“天然”」を感じさせる女優であるし、ホワッとしているようで意外に芯の強さを感じる点も共通している。桜井日奈子に至っては、かの名作『ヤヌスの鏡』のリメイクドラマで、多重人格の主人公を演じている。同じタイプの綾瀬はるかが“演技的アクションヒロイン”という一面も持って活躍しているのだから、桜井日奈子もバスケットボールで鍛えた身体能力を生かして、同じ“演技的アクションヒロイン”の道を歩んでほしいものだ。そしていずれは“山陽美女の典型”のアクションムービー競演ってのも是非観てみたいね!