神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「帰省」という“現実逃避”がもたらすもの

 故あって、過日隣県に「帰省」してきた。ここで「帰省」と書かず「”GoTo”の旅行」って書いた方が、現政権及びマスメディアのウケはいいんだろうけど、敢えて「帰省」と書く。そもそも、この御時世に「旅行には補助、帰省は自粛を」なんて全く道理が合わない。それこそ、艦内の食材に使った肉にわいた蛆を「これは蛆ではない、ハエの幼虫だ」と言いくるめようとした『戦艦ポチョムキン』における水兵暴動のきっかけとなった言動と同レベルの幼稚かつ支離滅裂な話じゃないか。そもそも現政権にはこんな子供じみた政策・言い訳が多すぎるし、それをメディアが寄ってたかって「既成事実」のようにしてしまうから、たちが悪い。しかも件の“GoTo”だって、旅行業界救済といいながら、案の定、中小よりも大手の方に手厚いシステムらしいじゃないか。

 

 そんなわけで、敢えて「帰省」である。隣県とはいえ、これまた今の御時世、うかつに駐車場に車を止めようものならば、たちまち好奇の目にさらされ、下手をすれば“自粛警察”の輩に張り紙でもされるんじゃないかって危惧も抱いていたが、実際のところ、福岡をはじめ九州圏や中国圏ナンバーの多いこと、多いこと。確かに交通量こそ例年より若干少なそうだったが、観光地は結構賑わっていたようだ。

 

 わずか3日程度の滞在ながら、それなりに観光地を巡ったり、名物に舌鼓を打ったり、夜はゆっくりとDVDで映画観賞したり、果てはwifi完備の店にノートパソコンを持ちごんで(スマホもケータイも持っていないので(;^_^A)つかの間のネット検索をしたりと、普段とは違った生活をしてきた。それと、やはり日常から離れたところで、“現実逃避”してきたんで、いろんな点でリフレッシュというか気分をリセットできたのが大きかったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 新型コロナウィルス禍によって、企画したイベントが次々延期になり、他団体では徐々に再開されつつある映画撮影の方も、なかなか目処が立っていない。しかし、この夏のささやかな“リセット”の機会が、2020年度の後半に活かされるよう、これからいろいろできる限りのことを仕掛けられるよう心がけていきたいと思っている。