神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「映画秘宝」が復活して

 「映画秘宝」が奇跡の復活を遂げてから4か月。復刻依頼毎月購入している。

 

 

 そもそも、結構売れてる優良雑誌だったのに、洋泉社が解散の憂き目に遭って、それを宝島社が引き継いで以降、まさかの廃刊となってしまった。洋泉社のお家事情はさることながら、市場原理でいえば、販売部数を伸ばしている「映画秘宝」を無碍もなく廃刊するなんて、宝島社の対応には正直目を疑った。それこそ、廃刊号のコメントに、現アベ政権を批判した記事があったりと、過去にもイカれた現政権への批判めいた記事はあったが、そんなところに“忖度”して宝島社はこの雑誌の廃刊を画策したのか、なんて考えると、堪えようのない怒りを覚えたものだが、その後双葉社の好意によって、見事復活を遂げることができた。

 

 この度の復刊で驚いたのは、出版社が変わったのに、本の装丁も肌触りも、洋泉社の頃とまんまってこと。過去にも別の出版社で復刊した雑誌はあるものの、大抵は新たな出版社によって装丁は改定されたものだった。それ故、今回の双葉社の復刻は、それまでの洋泉社のそれを忠実に再現していて、そんな双葉社の心意気に、宝島社を比較しても、感動を覚えたものだった(;^_^A

 

 ところで、今は「双葉社頑張れ!」の思いも込めて、復刻創刊号以上購入を続けているが、さすがに毎月1320円の出費は、薄給故結構堪える。現在少ない小遣いから、毎月の映画観賞や映画本購入、そしてアルコール飲料購入を続けているが、単行本の映画本とさほど変わらない雑誌の購入を続けると、かなりの出費となってしまう。とはいうものの、もし我々が購入していかないと、再び廃刊の憂き目に遭ってしまうかもしれない。それに我が性分ながら、一度買い始めると、なかなか途中でやめる勇気がないっていう心理もある(;^_^A

 

 そんなわけで、当面はこの雑誌を買い続けるんだろうなって思っている(;^_^A まあ、それが「映画秘宝」の継続刊行へ少しでも貢献出来ているのであれば光栄なんだけどね(;^_^A