神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

応援形態の変化と球団経営との相関図

 昨晩の日テレ『有吉ゼミ』の「チャレンジグルメ」のコーナーに広島東洋カープOBの“レジェンド”として、高橋慶彦川口和久が出演していた。讀賣を抱える日テレでカープの、しかもOBが番組に名を連ねるなんて、普通じゃ考えられないけど、まぁこれも昨今の“カープ女子”をはじめとするカープ人気の余波なんだろう。共に晩年は他球団の選手になってしまったけど、FAという権利を行使して讀賣に移籍し、ずっと讀賣OBを気取っていたのに、上記のカープ人気にあやかって昨今やたらカープOBを強調する“コウモリ”のような川口と比べ、現オーナーとの確執から球団を追われるようにオリオンズ(現マリーンズ)・タイガーズと移籍を繰り返した慶彦の方によっぽど思い入れがある。また、かの2005年にはマリーンズのコーチとして31年ぶりの優勝を支え、優勝の瞬間、感極まった西岡に抱き着かれたのも慶彦だった。

 

 しかも同じチャレンジには広島出身のアンガールズ・山根も挑戦し、更には激辛グルメの回には、因島出身の東ちづる(もう還暦だって初めて知った……ビックリ!(゚Д゚;)も出演するという、今週はまさに“広島ずくし”の回だった。もっとも、番組の冠となっている有吉自体が広島県安芸郡熊野町(お、ルーツが一緒!(;^_^A)出身なんで、こんなこともありなんだろうな……何はともあれ、いろんな意味で広島が注目されるのは悪い気がしないね(^^)

 

 

 さて、去る6月に開幕したNPBだが、今月に入って無観客から人数制限の有観客試合に代わり、今日から広島のマツダズムスタでも5000人限定ながら、久しぶりに観客が戻ってくる。ただし、大声をあげての声援や鳴り物などは御法度なので、あくまで純粋な試合観戦が中心となるだろう。それ故「マツダに行って応援してストレス発散!」なんて目的の人には似合わない観戦形式になるのではなかろうか。しばらくはこのような形での観戦が続くだろうが、それによって観客も「パフォーマンス(応援)重視」から「試合観戦重視」にシフトしていくだろうし、それによって“観客離れ”が起こるかもしれない。まあ、そうなれば、今のズムスタの“チケット狂騒曲”はいくらか沈静化して、以前のように当たり前にチケットが購入できるようになるかもしれない。それは確かに願ったりかなったりなんだけど、それによってカープ球団のチケット収入が著しく減ると、独立採算の貧乏地方球団故、今後が心配でもある。

 

 まあ、今夜は当然テレビ観戦になるけれど、むしろ雨がとても心配だ。

 


広島・九里、マツダで今季初の有観客試合に先発「本当にうれしい」「いいプレーを」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6327f2601e1de1e6ea84760f16dd1c34cbe49b4b