神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

痛み分け?

 広島1点リードながら、とてもこのまま9回までもたないぞ、って思いつつも、疲れから惰眠ぞむさぼり(ていうか寝落ち)、深夜に目覚めて恐る恐るネットで試合結果を確認したら、5対5に引き分け。

 

 さて、この結果はどちらにとって痛かったか……。堂林の3年ぶりのホームラン(2ラン)で幸先よく先制し、プロ初先発の遠藤と坂倉の若いバッテリーは小気味よいピッチング。しかし1点差に詰め寄られ、坂本の逆転2ランを喰らい逆転。その後一度は集中打で勝ち越すが、今村・菊池保が一点ずつ点を取られ、結局「逃げきれずなかった」広島。一方の讀賣も、前述の坂本のホームランで一気に流れを手繰り寄せたものの、澤村の中継ぎが大誤算で逆転を許し、その後1点ずつ加点して同点に追いついたものの、攻めきれず「勝ちきれなかった」。

 

 こう考えると、双方“痛み分け”って考えるのが妥当だろうけど、同点で迎えた9・10回は、淡白な攻撃の広島と比べて、明らかに讀賣の方が押していた。しかも先日開幕以来の連勝を4でストップさせられただけに、今日はどうしても勝ちたかっただろう。また、もし「延長10回まで」の2020ルールがなかったら、おそらく広島の中継ぎ・抑えではとても持ちこたえられなかっただろう。そう考えると、今回の引き分けは讀賣の方が痛くて、むしろ広島は限定ルールに守られてラッキーだったのかもしれない。

 

 しかし、関東6連戦をかろうじて勝ち越したといえ、広島の課題は山積みだ。抑えのスコットのピッチングを不安視する意見も多いが、そもそも練習試合当時、もう一人の新外国人投手であるDJ・ジョンソンを酷評し、フランソワも中崎もダメで、期待できるのはスコットだけだ、ってネットの書き込みをいっぱい見たぞ。それに、そもそも今年も緒方采配だったら、開幕戦も大瀬良を終盤降板させて意地でも中崎りしーふだったろうし、当然第3戦も最後は中崎。今日だって9回裏は中崎だったろう。そうなると、今の中崎の調子ならば、3勝2敗1分けが2勝4敗だったかもしれない。そう思うと今のところ佐々岡采配はそんなに悪くない(といっても広島ファンの“性”として、監督批判が始まっちゃうんだろうけどね。

 

 もっとも、多く指摘されている、5番メヒアの不振は深刻だ。せっかく今年は、昨年まで2軍の“再生工場”だった朝山東洋が1軍打撃コーチに昇格して帯同しているんだから、何とかならないかな。それとスタメンからはずののは簡単だが、そうするとたまの代打に結果を求めてますます焦って調子を崩しそうだから、打順をうんと下げてでもスタメンで使い続ける方がいいのではないかって思う。そうすると「いつ試合に出してもらええなくなるか」って不安を抱かせずに済むし、下位の打順ならば試合への影響(ポイントゲッターの不振)も払拭できるし、リラックスして調子を取り戻すかもしれない。これは昨年足に故障を抱えていた田中を“意地”でスタメンに使い続けた昨年度の采配とは違うと思うし。

 

 なんて、ネタに困るとつい野球ネタでお茶を濁してしまう当ブログでした(;^_^A


【広島】2点リードを守れず今季初の引き分け 佐々岡監督はリリーフ陣へ「経験のある投手なんだし…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb4cce414f75c397d6511b7b3cec1608e2a6c764