球春ならぬ球“夏”か……
ついに今週末の19日(金)からNPBのペナントレースが始まるそうで……今年度に限ってはプロ野球の開催自体に対して懐疑的だったものの、流石にここまで開幕が近づくと、どうしても関心が向かってしまう。
今、地元広島のラジオ局では、これでもか、っていうくらい往年の記念碑的な試合の実況を、ナイター開催時の時間帯で流しているもんだから、ラジオをつけているとつい“本物”と錯覚してしまう。もっとも先日の放送では、先発の黒田が入団2年目で、相手のベイスターズの一番打者が石井琢朗で、緒方と野村と江藤が打線に名を連ねて、しかもアナウンサーが道盛浩!なんで、すぐに過去の放送であることがわかってしまう。ちなみにこの日は1998年の大野豊投手引退試合の再放送だった。
それはそうと、いよいよプロ野球が開幕し、この時期であれば、帰宅途中のカーラジオからナイター中継がながれるという、いつも通りの日常が、形だけでも戻ってくる。「形だけ」と理を入れるのは、またいつ新型コロナウィルスが猛威を振るうかわからないから。まだまだ仮初の日常に過ぎないことを肝に銘じておかなければならないだろう。
もっとも、無観客の球場で実施されるペナントレースは、どんな風に感じるのだるか。意外に、勝った負けたに関しても淡白になりそう……