神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「制服ヒロイン」と「ヒロイン先生」と「卒業」と……

 今日は3月1日、多くの高校が卒業式を迎える。もっとも昨今の新型肺炎騒動(そして為政者パフォーマンス)のあおりを受けて、式そのものが急遽中止になったり規模が大幅に縮小されたり、と、非常事態であることはよくわかるものの、一生に一度の卒業式がこんな形に終わってしまうことを考えたら、いたたまれない気持ちになる。

 

 さて、このブログがいつも話題の中心に据える「80年代ヒロインアクションドラマ」は、考えてみたらそのほとんどが高校を舞台にしている。『スケバン刑事』の麻宮サキも伍代陽子(早乙女志織)も中村京子も矢島雪乃も風間唯も風間結花も風間由真も、『少女コマンドーIZUMI』の五条いづみも、『セーラー服反逆同盟』の高坂ユミも弓削ルリも渋川ケイも山縣ミホも、皆女子高生という設定だ(五条いづみのみ不肖)。しかし誰もが1~2年生という設定なので、私の記憶が正しければ、卒業式のシーンはなかったはずだ(風間結花は留年して由真と同じ2年生)。

 

 

 翻って、異色だったのが『こんな学園みたことない!』の一条寺さやかだ。同じ学園ドラマでも彼女の設定は新米女性教師(国語担当)。いま改めて思うと、同じヒロインアクションドラマのカテゴリーで一緒くたに考えていたんだけれど、上記の5作品と本作とでは、こんな違いがあったんだと実感。ただし、さやか先生もまた2年A組の担任だったので、卒業式とは無縁。気になって、『こんな学園みたことない!』全話について言及していらっしゃる夢 時次郎さんのブログ「青い蜜蜂を探して・・」(https://konnagakuen.blog.fc2.com/)を拝見させていただいたところ、やはり卒業式のシーンはなかったようだ(もっとも、彼女自身の“卒業”はあったようだが……)。

 

 まあ、彼女らにとっては、当面の敵が倒され、学園に巷に平和が戻り、もう戦わなくてもよくなることこそ、真の意味での「卒業」な訳だから、それぞれの最終回を“卒業式”と考えていいのかもしれない。

 

 それにしても、虚構の世界とはいえ、ほぼ同学年のセーラー服ヒロインが揃い、ヒロイン先生まで存在したという“事実”を鑑みたら、もしこの制服ヒロインメンバーで、且つさやか先生が担任を務める「ネオ2年A組」が誕生したら、どんなに痛快なことだろう(;^_^A  まさに無敵だ(;^_^A  もちろん今となってはそれは叶わないだろうけど、せめて当時のメンバーがバラエティや旅行番組でもいいから一堂に会して、「80年代ヒロイン同窓会」を企画してくれたら、これに勝る幸せはない!(^^)

 

 もしそれが旅企画ならば、ロケ地は是非奥田圭子嬢の故郷・広島県三原市で!(;^_^A  その暁には、是非皆で「ラジャ」のオリジナルビーフステーキに舌鼓を打ってほしいね(;^_^A