神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

切ないセーラー服

 今日3月1日は、多くの高校三年生が母校を巣立つ……卒業の日である。
 
 “高校”という半ば義務教育化した学舎を巣立ち、幾ばくかの生徒は社会人となる。子供が大人に代わる瞬間。当ブログ的にいうと、女子高生がセーラー服を脱ぎ捨てる時でもある。
 
 実は女性にとって、社会はコスプレパブ(?)を除き、もうセーラー服を着用する機会はない。男でさえ、海上自衛隊に一般で入隊すれば士官になるまでセーラー服の着用を義務づけられるが、生憎女性自衛官(wave)にはセーラー服の制服はない
 
 そう思うと、我が地元ではもはや3校のみとなった“セーラー服の高校”の生徒諸君も、切ない“セーラー服との決別”を今日体験したことだろう……(笑)
 
 さて、“昭和”を生きた私にとって、郷愁と共に“切なさ”を感じさせる歌手が伊藤咲子である。特に彼女の歌う「乙女のワルツ」は一番そんな気持ちにさせる曲だ。
 
 ところで、youtubeでこの曲を検索したところ、こんな画像を見つけてしまった。
 
 
 件の伊藤咲子嬢が歌う、そのバックコーラスの杉並児童合唱団の出で立ちが、変形ながらセーラー服! 切ない曲のバックに切ないセーラー服の乙女の一団がスゥイングする光景は、まさに我がハートを打ち抜く迫力だ(笑)
 
 セーラー服の女戦士が抱える情感は、常に“戦う切なさ”だが、今宵は、ただ“切ない”だけのセーラー服の乙女のコーラスと、切ない伊藤嬢の歌声を聴きつつ、感慨に浸ってみよう……
 
 全然“ヒロインアクション”じゃなかったな……(苦笑)