神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

#ドラマ番組

仙道敦子と奥田圭子 日テレ系2人のヒロイン

数多の昭和60年代ヒロインアクションを飾るメインキャストの中でも、別格と思うのが『セーラー服反逆同盟』の仙道敦子だ。勿論これを以て作品のクオリティーの良し悪しを判断しようってんじゃなくて(どの作品も等しく素晴らしい!)、あくまで女優として考…

『スケバン刑事』の亜流なるが故に……

昭和60年代ヒロインアクションドラマの双璧といえる『セーラー服反逆同盟』。しかし本作が、というか日テレ系の当時のヒロインアクションドラマが、フジの『スケバン刑事』の影響下で制作されたことはまぎれもない事実だろう。ただwikiこそ「『スケバン刑事…

仙道敦子の『セーラー服反逆同盟』

昨日より放映が始まったCSホームドラマチャンネルの『セーラー服反逆同盟』。観たよ! 観ましたよ!」 今から34年前のオンエア時や、それから数年後の再放送では、いくつかのエピソードを除きあまりきちんと観た記憶がなかった。それも、70年代に百花繚乱…

未だ観ぬ(公開されぬ)優良コンテンツはこれだ!

いよいよ今日からホームドラマチャンネルで『セーラー服反逆同盟』の集中放映がスタートした。今頃まさにオンエアされている真っ最中だろうが、CATVが視聴できるテレビは居間にあるので、明日起きてからの楽しみにしよう(;^_^A 一昨年末より、段階的に無理を…

「制服ヒロイン」と「ヒロイン先生」と「卒業」と……

今日は3月1日、多くの高校が卒業式を迎える。もっとも昨今の新型肺炎騒動(そして為政者パフォーマンス)のあおりを受けて、式そのものが急遽中止になったり規模が大幅に縮小されたり、と、非常事態であることはよくわかるものの、一生に一度の卒業式がこん…

コケティッシュな磯山さやか

以前『4分間のマリーゴールド』というドラマが放映されていて、菜々緒という、稀代の”悪女”女優(中でも『サイレーン』での悪女ぶりはエグかった(;^_^A)がベビーフェイスに華麗なるイメージチェンジを図った、ということで話題になったドラマだ。でも私にと…

「葛城アキ」活躍す!

先日ご紹介したNHK BSプレミアムドラマ「八つ墓村」が、昨晩無事公開されました。主人公の金田一耕助をかの『男はつらいよ』や『北の国から』で子役を務めた吉岡秀隆が演じると知って、一抹の不安を感じていたのですが、彼ももう御歳49歳ということで、年齢…

『幽霊列車』

テレ朝の「土曜ワイド劇場」が打ち切られて久しいが、最近CSの日本映画専門チャンネルが「おとなの2時間サスペンス」枠で往年の(そして16ミリフィルム作品の)70~80年代に放映された「土曜ワイド」や「火曜サスペンス」(日テレ)の作品を放映してくれる…

闘え! セーラー服(;^_^A

『時にはいっしょに』ってドラマを、日本映画専門チャンネルで放映している。どうも山田太一原作・脚本の名作ドラマらしいが、ここで目に留まったのが、主人公・田川季代役を務める南野陽子の出で立ちだった。 設定が受験を控えた高三の女子高生である彼女の…

鼻水が垂れるような切ないメロドラマ

昨晩、仕事の帰りに、久し振りに伊勢正三の「ほんの短い夏」を聴いた。たまたまチョイスしたコンピのCDの最後に入っていた曲だったわけなんだけど、聴いててなんとも切ない気持ちに包まれた。 この曲は1993年にTBS系で奉仕されていた一話完結の帯ドラマ…

野平ゆきと「87分署シリーズ」

ポッチャリした美形の“昭和女優”として、そして出演ドラマの関係で、前述の服部妙子と何となくイメージが重なるのが「野平ゆき」という女優。何故彼女の印象が深いか、というと、とあるドラマにおけるキャラクターが強烈だったからだ。 彼女はかつて1980年に…

深夜食堂『再び赤いウインナー』に感涙!

『深夜食堂』というドラマは初めて観賞したんだけれど、その時のエピソードに泣けた!! タイトル『再び赤いウインナー』 小林薫が経営する、深夜だけ営業する居酒屋(食べ物屋?)の常連である、新宿で幅を利かすヤクザ者の松重豊は、決まって“タコさんウイ…

『今日から俺は!!』は“ノーサイド”

昨夜放映された『今日から俺は!』の最終回、裏番組が『シン・ゴジラ』だったんで、リアルタイムではすっかり見逃してしまったんだけど(尤も録画はしてるけど(;^_^A)、そのエンディングだけは辛うじて観ることが出来た。 作品のレビューに関しては録画観て…

ヒロインアクションとしての『今日から俺は!!』

もう日曜日。日曜日といえば昨日触れた『今日から俺は!』のオンエア日。次の第9話が始まる前に、先週放映された第8話について“ヒロインアクション”的に言及したい。 主人公のツッパリ・三橋貴志(賀来賢人)に“ホの字”の同級生の赤坂理子(清野菜名)は合…

『今日から俺は!!』大躍進を祝う!

日テレ日曜ドラマの『今日から俺は!!』聴率で健闘しているらしい。もともと視聴者の斜め先を行くギャグセンスと昭和世代にやさしいパロディーのオンパレードで、我々の世代にとっては安定の楽しさを描いてくれる福田雄一監督だが、こと本作に限って言えば、…

『今日から俺は!!』は昭和ヒロインアクションの呼び水か?

『今日から俺は!!』における、橋本環奈のツッパリセーラー姿に、昭和ヒロイン活劇の郷愁を感じる今日この頃なんだけど……これを機に、1970~80年代を席巻した、「ズベ公映画」や「スケバン刑事」といったセーラー服アクションの復活を祈念して止まない。 『ス…

『今日から俺は!!』のOPフォントに昭和ドラマのティストを観た!

10月より始まった、日テレのドラマ『今日から俺は!!』。「まあどうせ軽いノリの“当世風青春ドラマ”なんだろ」って、橋本環奈の“黄マフラー・厚化粧のぶっ飛びセーラー服女子高生”ぶりぐらいしか興味ねぇな、なんて高をくくっていたのだけれど、先週たまたま…

昭和の「徒花」としてのビデオ映像

通勤途中の朝のローカルラジオで、去る10月15日が昭和50年に広島東洋カープがセリーグで初優勝した日付けだったんで、それに因んで昭和50年(1975年)にヒットした歌謡曲を中心に流していた。そこで流れたのが、風の「22才の別れ」。へぇ、この曲って昭和50…

昭和世代の心に宿る『西部警察』

昭和の“徒花”というか、我々昭和世代にとっては忘却の彼方に消えていった、往年の石原プロモーションの傑作刑事ドラマ群。それも“長寿番組”『太陽にほえろ』よりは、同じ日テレでも『大都会』シリーズ(それもPARTⅡから!)やテレ朝の『西部警察』シリーズの…

『深川通り魔殺人事件 昭和56年初夏 この恐るべき惨劇はなぜ…』

昨日は朝から家族を行楽地に連れて行ったものの、午後の照りつける熱波によってすっかりダウン。気持ち悪い汗は頭の先からダラダラ流れ続けるわ、足下はふらつくわ、オマケに偏頭痛までし始めると、最悪のコンディションに陥ってしまった。おそらく軽い熱中…

刀舟先生の啖呵

水無月を迎え、ここ最近ぐずついた天候が続いているが、まだ広島では梅雨入り宣言はないそうで……もう一回くらい初夏独特のカラッとした天気でもあるのだろうか……? まあ、今から当分はグズグズジトジトした日々が続きそうで……せめて集中豪雨だけはご勘弁ねが…

「闘う! セーラー服」回顧(;^_^A

当方で制作している「広島発ヒロインアクションムービー」シリーズの一本『特命探偵☆葛城アキ』(2013年公開)に関して、いろいろネット検索しているうちに、思いがけない項目を見つけてしまった。そのタイトルは 「綿谷みずき(特命探偵葛城アキ)葛城アキ…

『くノ一忍法帖蛍火』~ベッキーの瞳に刀舟先生の怒りを見た!~

この度BSジャパンで放映されることになったドラマ『くノ一忍法帖蛍火』は、自称ヒロインアクションマニアとしては、とても気になっていた番組だった(そして有り難いことに、広島では“見果てぬ夢”だったテレ東番組が、BSのおかげである程度視聴可能にな…

とんだ「麻宮サキ」襲名式ヾ(--;)

もともと昨今の“忖度”NHKにはな~んの興味もなかったけど、知らないところでとんでもない“旬”な事態が起こっていたんだね(;^_^A 「西郷どん」斉藤由貴の代役・南野陽子の夫トラブル発覚で“3代目は浅香唯”説 http://asajo.jp/excerpt/44293 本来「西郷どん…

『こんな学園みたことな!』ソフト可を渇望する!

もうかれこれ5年も前の記事ながら、未だにコメントを頂き続けているものがある。タイトルは、 「こんな学園みたことない!」 https://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/22211882.html これはタイトルの通り、かつて日テレ系で放映された学園ヒロインア…

昭和で“70~80年代”なドラマツルギー

このブログではしきりに「昭和」「昭和」と持ち上げるけれど、これは別に「昭和」と「平成」との間に決定的な際があるわけではなく、こと「昭和」だけを見ても64年も続き、その中には「戦前・戦中」「戦後」という別の意味での線引きもあったりするので、「…

『女囚セブン』ラストは陳腐な“メロドラマ”に……

ようやく気持ちが整理ついたので、改めて一昨晩の『女囚セブン』最終話について…… 元来私がこのドラマに惹かれたのは、何といっても最近にない、昭和のB級アクション映画・ドラマにあった外連味溢れる展開だった。特に剛力彩芽演じる主人公・神渡琴音の、そ…

「『女囚セブン』よ、やはりお前もか!?

遂に『女囚セブン』最終話を観た……そしてある種の憤りを覚えている。「ええ、そう来たか!」とか『結局そうかよ」といった感慨でいっぱいだ…… 今はまだ……ちょっと気持ちを整理して改めてレビューしたいと思うが、率直に言って 「『女囚セブン』よ、やはりお…

『女囚セブン』最終話を迎えるに辺り……雑感

いよいよ今晩、『女囚セブン』は最終話を迎える(んだったよね?) まだ最終話を観た訳じゃないけど、ホントあっという間だったねぇ……あの謎に満ちた展開だったら、この倍ぐらいは行けたんじゃないか、って思う。まず琴音が同じ房の女囚を懐柔するところでま…

昭和ドラマ懐古主義

最近は、キッズステーションの『破裏拳ポリマー』、時代劇専門チャンネルの『快傑ライオン丸』『おしどり右京捕物車』、NECOの日活アクション&東映任侠映画、そしてテレ朝の『女囚セブン』をこまめに録画している(;^_^A ただ録り溜めるばかりでなかなか…