神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Yahoo!ブログの終焉から丸1年の今日

昨年の今日8月31日は、今は亡きYahoo!ブログの更新最終日とあって、たまたま週末だったんで、旅行で行っていた門司のホテルで、せっせと9月15日までの「未来ブログ」も含め、目いっぱい更新記事を書いていたのを覚えている。信じられないと思うが、その時…

2本の『新人代謝』

先日の「ひろしま映像ショーケース」にて、8ミリフィルム制作テレシネ上映を行った拙作『シューリンクス』。テレシネ故の粗い映像が他の作品群と比べてさぞかし見にくかったろうと、申し訳ない気持ちいっぱいで上映されている50分間を客席で過ごしたんだけ…

「ひろしま映像ショーケース2020」観賞記

昨日(29日)、広島市映像文化ライブラリー主催の「ひろしま映像ショーケース」に参加してきました。勿論拙作『シューリンクス』が上映されるのもさることながら、年に一度の広島インディーズムービーの祭典、ということではせ参じた次第です(;^_^A 当日は、…

セーラー服の変遷と『シューリンクス』と

私が制作する映画で、何度も重要な役割を持って登場するのが“セーラー服”である(;^_^A こんなことを書くと、何かと誤解を受けるかもしれないが、このセーラー服という衣装は実に都合がいいアイテムで、近年は『スケバン刑事』以降提唱された「セーラー服は学…

『シューリンクス』懐かしのオフショット公開!(;^_^A

来る29日(土)に、「ひろしま映像ショーケース」にて23年ぶりに上映される拙作『シューリンクス』ですが、今回は、撮影時のオフショットをいくつか掲載します。勿論本邦初公開(※一部を除く)です(;^_^A 私の姿も写っていますが、何分四半世紀近く前のこと…

「ひろしま映像ショーケース2020」

先日もここで紹介しましたが、来る8月29日に、広島市中区の広島市映像文化ライブラリーにて「ひろしま映像ショーケース2020」が開催されます。本来ならば、昨年度の3月に開催される予定でしたが、件の新型コロナウイルスによる広島市ガイドラインによる開催…

インディーズムービーを巡る上映活動について

未だ世界中を席巻する新型コロナウイルス禍によって、昨年度いうか今年3月末に開催予定だった、当方のイベント「広島発ヒロインアクションチャンピオンまつり」が延期となってほぼ半年。実は、この新型コロナ禍が一時的にでも収束すると予想していたこの8…

『劇場映画観賞』という選択肢が奪われかねない恐怖

新型コロナウイルス禍がなければ、2020年の幕開けと共に、続々とハリウッドから上陸するはずだった、あまたのヒロインアクションムービー。うち、『チャーリーズ・エンジェル』と『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』はすんでのところで上映が叶ったが、『A…

我が「80年代アイドル映画」の“思い出”総まくり(;^_^A

先日、少し『テラ戦士ψBOY』の話題に触れ、「そういえば何処かにまだパンフレットが残ってたよなぁ」なんてごそごそ探したら、出るわ出るわ(;^_^A 本作に交じって、80年代の、俗に「アイドル映画」のカテゴリーに入っていそうなパンフが結構見つかった。…

思い出のドルトムント電車

昨日8月22日は「チンチン電車の日」ってことを知った。そこで普段からリアルタイムでかかわりのあるチンチン電車(路面電車)への思いを少々…… 広島に住む者にとって、路面電車は身近な存在だ。とかく「原爆」「ヤクザ」(そして最近は「KAWAI」(# ゚Д゚…

菊池桃子をめぐる2つの映画・ドラマ

CS日本映画専門チャンネル期待の「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」カテゴリーで、ついに『テラ戦士ψBOY』が放映された。かの鈴木則文御大の『パンツの穴』で鮮烈な銀幕デビューを果たした菊池桃子主演の、ジュブナイ…

「帰省」という“現実逃避”がもたらすもの

故あって、過日隣県に「帰省」してきた。ここで「帰省」と書かず「”GoTo”の旅行」って書いた方が、現政権及びマスメディアのウケはいいんだろうけど、敢えて「帰省」と書く。そもそも、この御時世に「旅行には補助、帰省は自粛を」なんて全く道理が合わ…

「酷暑」を如何に生き延びるか……

「酷暑」とはよく言ったもので、ここ最近の暑さには、本当に参っている。先週などは、少し外を歩いたらそのままへたり込み、扇風機の風もエアコンの冷気も全然聞かない感じが続き、、一時血圧が200近くまで跳ね上がるという事態に陥った(血圧はかなり高めの…

『シンクロナイズドモンスター』 ~アン・ハサウエィの「怪獣使いの少女」~

もうかれこれ3年前の作品をDVDで観賞。公開時は、『バーバレラ』リメイク最有力候補の誉れ高き、あの『女性には誰にでも輝ける権利がある」のアン・ハサウェイが、文字通り怪しげな獣と“シンクロ”するバカバカしいCMが流れていて、興味津々だったんだ…

『ライリー・ノース -復讐の女神-』 ~『エレクトラ』のジェニファー・ガーナーは健在なり!!~

2017年にガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が“固き扉”をこじ開けるまで、近年のハリウッドにおけるスーパーヒロインが“ピン”の活劇は不遇を強いられていた。そんな中での数少ないヒロインアクション活劇が、ヘレン・スレイターの『スーパーガール』…

歴史ドラマにおけるセーラー服のあれこれ

75周年目を迎えた終(敗)戦記念日の一昨晩、NHKではBSで18:00から『Akiko's Piano』、そして19:30からは地上波で『太陽の子』という2本のドラマを放映した。前者は廣嶋で被爆死した、ピアノをこよなく愛していた当時の女子学生のエピソードと、彼女…

渡哲也 ~敢えて石原裕次郎に殉じた俳優~

在りし日の石原裕次郎と、現在の渡哲也が最新の映像技術によって共演する……そんな「松竹梅」の最新版CFが今生の別れになろうとは……… 14日夜、ニュースで渡哲也氏の訃報を知った。最近テレビなどで拝見する氏の姿や異常なほどにしゃがれた声、しかも“終活”…

『ANNA/アナ』 ~愛すべき“予定調和”のヒロインアクション~

恒例(マイブーム?)の「月に一度は劇場で映画観賞」。今月(8月)選んだのは、リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』。この作品の存在を知ったのは、今年6月のこと。件の新型コロナウィルス禍によって広島での公開が7月末日までずれ込んでしまった…

「広島東映」跡地の「東急ハンズ」で『ANNA/アナ』を観た!

先日、初めて東急ハンズ内の映画館へ行ってきた。 広島市中区の目抜き通りに立つ広島東急ハンズ。おそらく30代後半以上の年齢の人にとっては、そこにかつて「広島東映」「東映パラス」という2館の映画館(スクリーン)を有する、映画館に特化した建物があっ…

A-JARIと「白いセーラー服」と「ロケットランチャー」と

昭和60年代ヒロインアクションを語るうえで忘れてはならないのが、ロックバンド「A-JARI」の存在である。 A-JARIは1984年から1989年まで、まさに昭和60年代ヒロインアクションが百花繚乱の如く放映されていたその時代と併せるかの如く活動したバンドである。…

小林亜也子 ~『スケバン刑事』の徒花~

先日話題にした劇場版『スケバン刑事』なんだけど、公開は既に後発の『スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇』が始まってから久しい1987年2月で、それ故現ヒロインがOGの戦いに助っ人参加した、って考えるのが正しいようだ。正確な時系列を確認するまでは、てっき…

「セーラー服は学園の戦闘服である」ことを検証してみた(;^_^A

待望の、日本映画専門チャンネル「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」がいよいよスタートし、その口火を切って、去る3日に南野陽子主演の『スケバン刑事』が放映された。あいにく私は8日朝の回を観たんだけれど、改めて198…

奥田圭子から綾瀬はるかへ   ~“広島っ娘”「ヒロインアクション演技」の系譜~

先日のブログに書いたように、テレ東配給の『隠密・奥の細道』第21話「炎に甦る女の涙」を再見し、改めて、アクションヒロインとしての奥田圭子を再認識した。やはり彼女の、愛くるしさと共に闘志むき出しの情念を表現できるつぶらな瞳と、スレンダーでシャ…

長崎と広島

低迷が続く広島東洋カープ。その主たる原因である不調の投手陣の中、一人気を吐くのが、今やエーズの称号を手にした大瀬良大地投手。(あくまで広島ファンにとっては)劇的なドラフト抽選を経てカープに入団。一時は2015年CS逃がしの“戦犯”のように言われ…

奥田圭子 八面六臂!! ~『隠密・奥の細道』第22話「炎に甦る女の涙」考察~

やはりこの世に“映画(ドラマ)の神様”はいるようで……(;^_^A、先日たまたま仕事が早番で帰宅したところ、そのタイミングで始まったのがCS・時代劇専門チャンネルの『隠密・奥の細道』第22話「炎に甦る女の涙」! 何を隠そう、『こんな学園みたことない!』…

嬉し懐かし「スタンド・バイ・ミー」(;^_^A

BSのBSジャパンは、いつの間にかBSテレ東に名前が変わったようで……まあ、テレ東のネット局がない広島に住む身にとっては、別に内容が変わったわけではないだろうけど、何だか民放全局を制覇したようで、何だか嬉しい(;^_^A そんなBSテレ東で、昨晩放…

被爆75周年の8月と原爆(反核)自主映画

昨日の阪神讀賣戦で、阪神の選手の袖に「85周年」のステッカーを見つけ、確か今年創立70周年だった広島東洋カープのことを鑑みて、創世記に誕生した大阪タイガースと僅か15年の差しかないことに改めて驚いた。じつはもっともっと後になって誕生した球団だっ…

だるま二郎“先輩”と「5人揃って『ゴレンジャー』!」

ふと思い立って、母校のOBにどれくらいのNPB選手がいるか探してみようと、wikiなどを検索しているうちに、思いがけず、かの『秘密戦隊ゴレンジャー』で二代目キレンジャー・熊野大五郎を演じただるま二郎が、母校の先輩であることを知った。確か『ゴレ…

人を“刹那”に導くネット社会

連日ふがいない試合を続ける広島東洋カープ。私も、昭和50年の初優勝から“本格的”にカープファンとなった(地元広島人は大抵が生まれた時から“暫定”カープファンの宿命を背負っている(;^_^A、“超ニワカ”なファンながら、流石にこの間までの未曽有の3連覇(…

人間生活と自然の“箍(たが)”

今年は新型コロナウイルス禍で人間の行動がかなり抑制されたため。春の桜が例年になく美しかったり、どこかの国の海岸では絶滅危惧種のジュゴンが浜に戻ったりと、自然が“当たり前”の息吹を取り戻したかのような、安定した季節感になるかと思いきや、本来は…