神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

韓流アクションのダイナミック且つシュールな演出に酔う

韓流“最凶”ヒロインの血みどろの活躍を描いた『悪女/AKUJO』。ムービープラスでの放映を録画しているので、いつかは腰を落ち着けて観賞しようと考えているんだけれど、一度録画してしまえばそれで安心してしまうのが世の常で、スタイリッシュなアンチ…

日プロ崩壊の70年代に思いを馳せて……

自主映画人にはプロレスが好き、って風説があるらしいが、ご多分に漏れず私もプロレスファン(;^_^A もっとも最近はプロレス中継を観ることもほとんどないし、最近のプロレス事情も疎い。その分、20世紀までのプロレスにはそれなりに精通しているつもりだ(;^_…

『スーパーティーチャー熱血格闘』は破天荒な“王道”学園ドラマ!

最早先週の話になるだけれど。去る24日に、当ブログでも大絶賛した香港映画『スーパーティーチャー熱血格闘』のソフトが販売された。既にそのブルーレイの購入を考えていたんだけれど、当日ものは試しとレンタルショップを覗いてみたら、何とすでにレンタル…

シーズンインの期待とシーズンオフの不安と……

もう今日も残り僅か……いうわけで、“今日の更新”のために。性懲りもなく野球ネタです(;^_^A 関東ビジター6連戦を終えた広島カープの次なるカードは、またもやビジターの名古屋・対中日戦。再び新型コロナウィルスの感染者数が増えた、そしてそれが予見できた…

痛み分け?

広島1点リードながら、とてもこのまま9回までもたないぞ、って思いつつも、疲れから惰眠ぞむさぼり(ていうか寝落ち)、深夜に目覚めて恐る恐るネットで試合結果を確認したら、5対5に引き分け。 さて、この結果はどちらにとって痛かったか……。堂林の3年…

斉藤由貴と南野陽子~『スケバン刑事』におけるそれぞれのアプローチ・思い入れ~

先日、本来ならば“癒し系”美女と呼んでもいいはずの斉藤由貴が、昭和60年代のある一時期、それまでの、そして今日に至るまで彼女のキャラクターを翻して「麻宮サキ」足りえたのは、彼女の“眼力”にあったと記述した。それに対して、『スケバン刑事Ⅱ 少女鉄…

斉藤由貴の“眼力”~なぜ彼女が「スケバン刑事」足りえたか~

最近CSで斉藤由貴が主演する2時間サスペンスを立て続けに観た。『スケバン刑事』で初代「麻宮サキ」を演じた頃はまだ10代の娘(そして撮影時はまだ現役の女子高生)だった彼女も、御年53歳を数えるようになったが、時に看護師として、時に介護ヘルパーと…

わが友、“焼酎ハイボールドライ”(;^_^A

“呑んべぇ”のくせに、ていうかそれゆえに少しでも安くてうまいアルコールを求め続けている私にとって、この出会いは強烈だった! この度トップバリュー(TOPVALU)のブランドで販売が始まった「焼酎ハイボールドライ」である(;^_^A 昨今の酎ハイ・第…

『エジソンズ・ゲーム』 ~誰が“正義”か?~

昨年4月から始めた「月に一度は劇場映画観賞」。今月で15か月連続更新となったよ(;^_^A それにしても、こうやって「毎月必ず映画館へ行く」という“縛り”は結構面白いもので、特に「観たい」っていう映画がなくても、何とか1本だけは観ようとするから、普段…

『さびしんぼう』ノスタルジックな青春の追体験

昨晩、BS12で故大林宣彦監督の傑作ファンタジー作品『さびしんぼう』が“タイミングよく”放映された。この『さびしんぼう』はブログで何度も紹介してきたが、私にとって映画制作のバイブルのような作品だ。それ以前に『さびしんぼう』と出会えなかったら、お…

「ラデツキー行進曲」が流れる“日常”

昨晩、仕事帰りのカーラジオから、久しぶりに「ラデツキー行進曲」が流れてきた。これは地元ラジオ局RCC(中国放送)のプロ野球中継のオープニングテーマだ。 野球好きの広島人であれば、この「ラデツキー行進曲」を聴くと、“パブロフの犬”の如く、地元出…

『アリエスの乙女たち』 侮るべからず!!

先週末から『セーラー服反逆同盟』に代わって、土曜深夜のホームドラマチャンネルで放映が始まった『アリエスの乙女たち』。この番組が放映された当時は観た記憶もなく、番宣で流れる主題歌以外何も知らなかったことは、以前のブログにしたためた。 というい…

球春ならぬ球“夏”か……

ついに今週末の19日(金)からNPBのペナントレースが始まるそうで……今年度に限ってはプロ野球の開催自体に対して懐疑的だったものの、流石にここまで開幕が近づくと、どうしても関心が向かってしまう。 今、地元広島のラジオ局では、これでもか、っていう…

これじゃぁ、映画でも撮らないとナマッちゃう(;^_^A

水無月を迎えて、ようやく日常の生活が戻りつつあるんだけど、"自粛”の時期の不摂生が祟って、この半月の間はかなりキツかった。我が職場でも先月までテレワークが推奨されていたんだけど、元々立ってする仕事だった故、デスクワーク中心になるとすっかり運…

“反逆同盟”から”アリエス”へ

15日早朝(14日深夜?)を以て、CSホームドラマチャンネルの『セーラー服反逆同盟』一挙放送は終了した。まだ録画に精一杯で、きちんと全編を観てはいないが、意外にもこっちの方が一連のフジ系『スケバン刑事』サーガよりも、外連味たっぷりで面白く仕上…

ゴジラもコングもWWも……

ここんところ、新型コロナウィルス禍で、映画館は営業を再開したものの、肝心の映画の方が洋画を例にとっても延期、延期で何とも寂しい思いをしている。その点について、今まで主にハリウッドのヒロインアクションについて言及してきたが、その余波はもう一…

改めまして、ご挨拶

まだこちらに移ってから正式なご挨拶をしていないことに気づきました。そこで改めてご挨拶を…… 神宮寺真琴ことTBossです(;^_^A 映画ファンです。中でもとりわけヒロインアクションムービー推しです(;^_^A 自主ですが映画撮ってます(;^_^A 「神宮寺真琴」って…

2020 ハリウッドヒロインアクションムービーの受難

先日紹介した、リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』の今月5日の封切館に広島で予定の3館が含まれていなかったことに触れたが、これもある種昨今の新型コロナ禍の影響なのかもしれない。そもそも、この6月5日公開ってのも、当初の5月8日の公開予…

リュック・ベンソン監督の『ANNA/アナ』に“超”期待!!

まだ今月は達成していない2020年度の「月一回は劇場で映画観賞」。4月『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』、5月『スーパーティーチャー熱血格闘』と横シネ観賞2作品を受けて、さて今月も、って思いながらもう6月も半ば過ぎてしまった。そんな中急遽有力候補の…

徐々に動き出した「映画」活動の中で

非常事態宣言が解除された今も、相変わらず街を行きかう人はほぼほぼみんなマスクを着用。ようやくマスク自体の価格も需要過多も落ち着いてきているが、それにしてもここまでの徹底ぶり。まさに近未来SFの世界だ。そしてつくづく思うのが、この一斉マスク…

啖呵上等!麻宮サキ!! ~検証『スケバン刑事』第9話「いじめの根を断て」~

最近になって立て続けに再観賞を続けている初代『スケバン刑事』。もっとも中後半の「悪魔の三姉妹編」は悲壮感すぎて、本作の個人的好みでもある「カタルシス」も過剰な演出による「ねじれた可笑しさ」も乏しいので、もっぱら観るのは1~10話が中心になっ…

プロ野球は開幕するというけれど……

ホント、久しぶりに野球のネタです(;^_^A 新型コロナウイルス禍で今年度の開催が危ぶまれていたNPBだが、今月中旬辺りから無観客による公式戦からシーズンをスタートするのだそうだ。この”中旬辺り”という言い回しからわかるように、今シーズンに限っては…

稀代のアクションヒロインの吉報に、それでも素直に喜べない理由

『BLACK FOX』の山本千尋や、現在『ワカコ酒』で“開店休業”中の武田梨奈を含め、現在現役リアルアクションヒロイン“御三家”の一人で、『少女は異世界で戦った。』『今日から俺は』『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』でも、その身体能力を遺憾な…

ヒロインアクションは「過去」に学ぶ

前回のブログで、『スケバン刑事』の一エピソードについて書いたけど、実は最近になって、初代『スケバン刑事』の前半エピソードを久しぶりに観返している。すると、これらの映像にすっかり感化されて、腕が鳴るっていうか、再び“ヒロインアクションムービー…

スケバン刑事「愛と憎しみのアーチェリー」こそが“広島発ヒロインアクションムービー”のルーツ!

今日6月6日は、今を遡ること35年前の1985(昭和60)年に。ヒロインアクションの金字塔である『スケバン刑事』(初代)第7話「愛と憎しみのアーチェリー」が放映された日である。まだ海槌三姉妹が登場する中後半の連続活劇が始まる前の、一話完結時代(第1…

検証!『セーラー服反逆同盟』の“白いセーラー服”

『セーラー服反逆同盟』といえば、何といっても「白いセーラー服」! オンエア当時を知らない若い世代の人に「白いセーラー服」なんて尋ねても、せいぜい「それって夏服のことだろ?」って返事が帰ってくるのオチだろうが、本作における「白いセーラー服」と…

和製ヒロインアクションネタの無限ループ

昭和60年代ヒロインアクションドラマには欠かせない、セーラー服の長いスカート。この件に関しては、今年度何度か話題にし、これこそが1970年代の東映“ズベ公”映画と、「スケバン刑事」との橋渡しのように言及していたが、これもまた、今からちょうど2年前…

「セーラー服ヒロインアクション」堂々巡り(;^_^A

CSホームドラマチャンネルにおける『セーラー服反逆同盟』の集中再放送に伴って、ここんところ本作の内容や出演者に言及していることが多いが、その手のファンの方も多いと見えて、最近、多くのアクセスを頂いている(;^_^A 本当にありがたい限りだ(^^) そ…

仙道敦子と「Don't Stop Lullaby」

「Don't Stop Lullaby」とは、ご存じ『セーラー服反逆同盟』のクライマックスで「反逆同盟」の大立ち回りを演じるそのバックに流れる、「反逆同盟」のリーダー格・高坂ユミこと仙道敦子が歌う挿入歌だ。“昭和60年代ヒロインアクション”ファンを標榜しながら…

2020年の水無月からできること

先日は、『スーパーティーチャー熱血格闘』観賞直後の興奮が冷めやらぬままブログに記事を書いたんで、原稿用紙にして15枚強のに匹敵する分量になってしまった。まあ思い入れが強いと2時間足らずでこのくらいのことは書けるんだなぁ、我がながら実感。でも…