神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人智を“ほどほど”尽くして“暢気に”天命を待つか(;^_^A

う~ん……これといった活動もママならぬまま、今年の皐月も終わろうとしている…… まあ今年は、昨年度でもある3月末までイベントや何やらでバタバタしたから、ほんの2ヶ月程度の“休養”に過ぎないんだけど、先へのビジョンが経たないまま過ごす日々は、平穏な…

フォーティフォーマグナムって………

『ダーティハリー』の影響で「.44マグナム」という言葉を知った。曰く「彼の愛用する“拳銃”44マグナムの破壊力は凄い」と。それで「44マグナム」こそが“最強の拳銃”と思いこみ、後の「ドーベルマン刑事」も「ビッグマグナム黒岩先生」も、全て「44マグナム」…

非情のダーティハリー~ロケ地の“当意即妙”~

過日『ダーティハリー』の「2」「3」を立て続けにテレビ鑑賞。本当は無差別殺人鬼スコルピオのネチッこいド悪党ぶりが秀逸な第一作がお気に入りなんだけれど、テレビをつけた時点ではもう終わっていたようで、続編の観賞と相成った。 今改めて思うのは、ど…

『眠狂四郎炎情剣』~圧巻!玉緒のヴァンプぶり!~

昨日、日本映画専門チャンネルで『眠狂四郎 炎情剣』を観た。実は往年の邦画ファンを標榜しながら、まともにこの大映の稀代の名作シリーズを観たことがなく、しかも例によって途中からの観賞になってしまったんだけれど、面白いのなんのって……しっかり作品世…

『孤狼の血』を観に行かなくては!

広島が今一番期待をかけている映画が『孤狼の血』だ!(だよね?) いろんなところで絶賛されて、さぞや大ヒットしているものと思っていたが、どうやら観客動員で少々苦戦しているらしい。その真偽は定かではないが、やはり「ここは一つ劇場へ」と気張っては…

『ロストワールド』でジエンドの方が……

昨晩、久しぶりにスピルバーグの『ロストワールド』を放映してたね(^^) 封切りが1997年だから、かれこれ20年以上も前の作品になってしまったよ(;^_^A 尤も、前作『ジュラシックパーク』が映画における本格的且つリアルなCG導入のエポックメイキング的な作…

一押しの「礼子」さま(;^_^A

往年の「日活アクション」の中心的存在だった“日活ダイヤモンドライン”のメンバーには、決まってカップリングするヒロイン(マドンナ)がほぼ固定で存在していた。石原裕次郎ならば後の細君の北原美枝、マイトガイ・小林旭には浅丘ルリ子、トニーこと赤木圭…

“ヒロイン専用”のタイトルに心惹かれて……(;^_^A

今日夜、訳あって立ち寄った書店で、こんな本を見つけてしまった!(;^_^A タイトルは「ヒロイン専用スーツ・武器の作りかた」なるA4版の本。紙面はオールカラーで、文字通り「ヒロイン衣装」の作り方を事細かに解説している。それもかなりSFチックな奇抜…

唐突すぎるぜ! マイトガイ!

ヒロインの浅丘ルリ子を小型ボートに乗せ、まんまと洋上に二人きりで連れ出した宍戸錠。そこでやにわにルリ子を我がものにするべく、彼女を手込めにしようとする。激しく抵抗するルリ子に「どんなにわめいても、誰も助けに来ないぜ」とうそぶく錠。その瞬間…

「闘う! セーラー服」~シチュエーションの妙~

『セーラー服と機関銃』に出演したときの薬師丸ひろ子は御歳17歳、『スケバン刑事』出演当時の斉藤由貴は18歳、『スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説』に出演時の南野陽子は17歳、と、80年代“セーラー服映画・ドラマ”のエポックメイキング的な3作品に登場した各ヒ…

「闘う! セーラー服」~スカート丈の変遷?~

セーラー服の着こなし方にも、時代時代のトレンドがあって、近年はスカートを短く短く(これはセーラー服に限らず制服全般にいえることだが)、そして最近までルーズソックスという“鉄板”アイテムとの組み合わせが主流であった(ルーズの方は最近なりを潜め…

「闘う! セーラー服」回顧(;^_^A

当方で制作している「広島発ヒロインアクションムービー」シリーズの一本『特命探偵☆葛城アキ』(2013年公開)に関して、いろいろネット検索しているうちに、思いがけない項目を見つけてしまった。そのタイトルは 「綿谷みずき(特命探偵葛城アキ)葛城アキ…

可憐に咲いて華麗に散った東宝特撮ヒロイン

往年の東宝特撮映画のヒロインとしてまず脳裏の浮かぶのが「水野久美」「白川由美」「星由里子」といった面々(続いて「河内桃子」「浜美枝」「若林映子」「藤山陽子」「小林夕岐子」……さらには「根岸明美」「八千草薫」「前田美波里」「高橋紀子」「菱見百…

「郷土」の西条秀樹氏を悼む……

インターネットのニュース記事の即効性はいつも重宝しているんだけれど、時として"通り魔的訃報"に遭遇し、混乱且つ動揺することも多い。先の衣笠祥雄氏の訃報しかり、そして昨日の西条秀樹氏の訃報しかりだ。 桜田淳子・山口百恵・森昌子の俗に言う「花の高…

モノトーンの虚構性

かつて、黒澤明監督の『天国と地獄』を観た時に、後半のシーンでモノクロの煙突からピンクの煙が立ち上っているカットを目撃して、ひどく興奮したことを覚えている。何だか「ありえないもの」、それ故「観てはいけないもの」を観てしまったような感覚にとら…

日活アクションの王道フォーマット

東映の任侠路線や実録路線が始まるずっと前、60年代映画産業華やかかりし頃の、俗に言う「日活アクション」のフォーマットは、本当に“予定調和”なパターン化された娯楽活劇そのものだった。 例えばマイトガイこと小林旭の「渡り鳥」シリーズなど、さすらいの…

苦悩するマイトガイ

今広島で異様に盛り上がっている映画といえば、何といっても『孤狼の血』! 警察もとい「広島じゃけぇ、何をしてもえぇんじゃ!」といわんばかりのド迫力で席巻しているようだ。しかも「広島ムービー」とはいえども、舞台は一昨年の『この世界の片隅で』同様…

『サンダ対ガイラ』 東宝自衛隊かく戦えり!

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』の特徴の一つに、“東宝”自衛隊が強く且つカッコいい点が挙げられる。何といっても、ただ闇雲に怪獣に向かって砲弾を撃ち込むのではなく、メインの“メーサー殺獣光線車”やその他の小型メーサー器を中心に据えた…

『サンダ対ガイラ』は「チャンピオンまつり」のプロトタイプ?

『フランケンシュタイン対地底怪獣』と並ぶ“東映フランケンシュタイン”モノの『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』なんだけれど、その怪奇性から、70年代に席巻した「東宝チャンピオンまつり」のラインナップにはそぐわない、って、以前当ブログに…

特撮の観賞はイマジネーションと共に

先日『フランケンシュタイン対地底怪獣』における“東宝フランケンシュタイン”こと古畑弘二氏について言及したが、彼が特殊メイクを施してはいるもの、殆ど生身の人間として、1/25スケールの特撮のフィールドに身を委ねている情景には、ある種の戸惑いを感じ…

“フランケン”って呼ばないで!

東宝特撮映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場する、通称“東宝フランケンシュタイン”。この映画の特徴は、姉妹編の『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』における着ぐるみ怪獣とはことなり、生身の人間が当時の技術レベルでの“特殊メイク”…

フランケン フランケン!

今月の日本映画専門チャンネル「東宝特撮王国」は一昨年の“バレンタイン”以来の「東宝フランケンシュタイン」2部作一挙放映で、“フランケンシュタイン”好きの私にとっては至福のひとときだったよ(;^_^A もっとも、それじゃあ“フランケンシュタイン”が大好き…

若松孝二監督を振り返る

生涯の生業を得るために4年間を過ごした学生時代だが、そこで一番得たと自負できるのは、映画制作との出会いだった。とは云っても、実際に映画の道を志した同級生とは裏腹に、私は“無難”な生業の道を今日まで歩んではいるものの、やはり“麻薬”のような映画…

広島発ヒロインアクション版“SP映画”について

手前味噌ながら、現在当団体イチヱンポッポフィルムで制作した「広島発ヒロインアクションムービー」は計8本。うち、不肖私が脚本監督した7作品を振り返ると、最初の2作品(「『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズの「狙われた生徒会長」「市民の敵は場外へ飛…

『CUTIE HONEY -TEARS-』~「キューティハニー」の“換骨奪胎”~

ヒロインアクションファンにとって「キューティハニー」は特別な存在。それ故常に「実写映画」を望みつつ、かつては実車特撮技術がとてもアニメの自由な作風に追いつかないと諦め、昨今CG特撮技術の飛躍的発展にあってもなかなかアニメの「如月ハニー」を…

『キングスマン』

洋泉社ムックのとあるヒロインアクション特集本で見た,悪役の秘書兼殺し屋として登場する「ガゼル」(ソフィア・ブテラ)なる両足義足(にして最強の武器)のキャラに強く惹かれて、彼女が登場する映画『キングスマン』を何とかして観たいと、前々から思って…

ネット不通環境の功罪

先日のブログでも書いたように、このゴールデンウィークの後半、訳あってまたもや“ネット不通環境”へ行って参りました。といっても究極の家族サービス。山口県を起点に、秋吉台サファリランドに行ったり松陰神社に行ったり、地元名物のうどん屋で舌鼓を打っ…

秋吉台サファリランド!

突然ですが、現在“ネット不通環境”におります! そして今日は、何の因果か「秋吉台サファリランド」に行って参りました(;^_^A そんなわけで、“ヒロインアクションブログ”には不向きな、観光絵日記でございます(;^_^A 流石ゴールデンウィーク真っ直中とあって…

『九條愛』!

ちょっと前から暖めていた“広島発ヒロインアクションムービー”の企画がある。その名も『平和の使徒(しと)☆九條愛(くじょうまなみ)』! これは、“広島発ヒロインアクションムービー”を量産する映画製作団体“イチ”ヱンポッポフィルムが、団体名についてい…

・バトルヒロイン完全ガイド

久々の“ヒロイン映画”検索で、今度はこんな雑誌を発見!(;^_^A タイトルは「キューティーハニー THE LIVE・バトルヒロイン完全ガイド (COSMIC MOOK 大型本 DVD付)」というもの。どうも原幹恵主演の『キューティーハニー THE LIVE』放映に合わせて刊行された…