神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は今年の“イスカンダル滞在最終日”

今年の水無月を迎えるに辺り、当ブログでは『風速七十五米』(大映映画)のスチールを張って梅雨に警戒していたんだけれど、意外にそんなに雨も降らず……「もう『水無月』の名は返上だな」って思った矢先に月末の豪雨に苛まれている。この中国地方も、今は不…

ヒロインも過酷……

このブログでは“80年代東映系ヒロインアクションドラマ”に言及することが多いが、そんなシリーズの根底にあるのは、“虫も殺さないような娘が精一杯虚勢を張って啖呵を切る”強引さ、というかある種の目眩を感じさせる展開であったりするが、今回掲載したスチ…

嬉しい記事!(^^)

去る6月18日の『女子高生戦士☆英あいり』の某イベントホールロケは、諸事情あってまだスチールなどをUPしていないのですが、実はその模様の一端が、ブログ「知らずに死ねぬ程のものではない」に掲載されていました(^^) その中に当方の撮影に関する記述も(…

「ピンクのサウスボー」「水原勇気」のルーツ

昭和の歌謡界を席巻したスーパーデュオ「ピンクレディー」。彼女らの数多のヒット曲の中に「サウスボー」という歌があって、歌詞の内容は、女性プロ野球投手が、明らかに王貞治を模したバッターに挑んでいく、と言う内容で、魔球の名前は「ハリケーン」。そ…

あまりにも華やかすぎたロケ(;^_^A

昨日は、当方が制作しているヒロインアクションムービー『女子高生戦士☆英あいり』の3回目のロケがありました(^^) 某ライブ会場&楽屋を舞台にしたロケは、あでやかな女優陣に恵まれ、実に華やかなロケとなりました(;^_^A 今回の映画では、広島の“ロコドル”…

「東映」「ズベ公」始球式

昨晩実施されたNPBパシフィックリーグ公式戦「北海道日本ハムファイターズvs東北楽天ゴールデンイーグルズ」の一戦は「レジェンドシリーズ2017」ということで、日ハムの選手は前身の「東映フライヤーズ」時代のユニフォームを着て試合を行った。実は…

「松山行きフェリー」

今日の出勤時に、聞き慣れないラジオ番組の中で、ふと村下孝蔵の「踊り子」が流れてきた。最初タイトルから“伊豆の踊り子”をモチーフにした曲かと思いきや、実は“舞姫”というかバレリーナの歌詞だった。なんて当時のことを懐かしく思いながら聴いていると、…

観たい映画はいっぱいなのに……

あれだけ「観よう」「観たい!」と切望していたはずの実写版『破裏拳ポリマー』を、とうとう劇場で観そびれてしまったよ……嗚呼、何たる不覚! タイミング良くキッズステーションで放映が始まったオリジナルのアニメ版『ポリマー』を、後で観比べようとほぼ全…

我が家の「ウルトラ“5”」再び

先月の話だったか……家族と郊外に出掛けた時、立ち寄ったスーパーの2階で、カブトムシの幼虫を限定25匹進呈する、って子供向けの企画をやっていた。もっとも、そのスーパーに行った時点で夕刻が近かったので、さすがにもう無いだろうと思っていたら、思い…

「緋牡丹のお竜」の目力

最近、とても大切に読んでいるのが、以前にも紹介した「戦う女たち――日本映画の女性アクション」(四方田犬彦・鷲沢花・真魚八重子他著 作品社刊)である。とにかく古今東西のジャパニーズヒロインを、黎明期の邦画からドラマから、果てはアニメまで網羅し、…

ファインダーの向こうの素敵な別世界(^^)

デジタル一眼のファインダーを覗きながら、カメラ越しに展開する演技者の演技に観惚れ台詞に聴き惚れて、ある種の傍観者の立場で暫く演技に熱い視線を注いだ後に、ふと気付く。「ああ、このシーンってこの台詞回しって、自分が脚本で書いたまんまなんだ」っ…

主人公の日常、ロケ快調(^^)

もう昨晩になってしまいましたが、既報のように、『女子高生戦士☆英あいり』のロケを行ってきました。去る5月21日のクランクイン以来、間が空いてしまいましたが、ようやく撮影を再開できました(;^_^A 今日にロケは主人公・英あいりの日常生活を描くという…

「ひらめき」「努力」「好意」

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。-トーマス・エジソン- これは改めて説明を必要とすることではなく、かの発明王・エジソンの有名すぎる格言だ。この格言の解釈は諸説あるが、以下に私個人の見解を……… この格言に於ける「努力」とは蓄積された"燃…

今の日本は今や“羽代市”……

CSで『野生の証明』を放映していた。 この作品は、私が中三の昭和53年に公開されたと記憶している。勿論当時封切上映を、今は亡き広島東映で観賞した記憶があるが、その時は上映途中入場で後半を観、次の上映を待って残りの前半を観るという形の観賞体験だっ…

「非情のライセンス」

去る先月の「千葉真一映画祭」において、我らが“千葉チャン”から本題の『将軍家光の乱心 激突』の話題を超えて、懐かしのTVアクションドラマ『キーハンター』に於けるエピソードまで披露してもらった。海に転落する車から飛び降りるシーンや、爆発をかいく…

何気に、プロ野球雑感

昨晩のプロ野球交流戦で、またもや広島東洋カープの鈴木誠也が、それもまたもやオリックス相手に、またもやマツダズムスタで(これは当然か……)サヨナラホームランをかっ飛ばしてしまった! ヒーローインタビューのお立ち台で、例の「最高デ~ス」を何度も聴…

“外連味”に立ち向かう北野武

『ソナチネ』(北野武監督)を観た。もう公開から四半世紀も経っていたのか…… 本作で監督主演を務めた北野武&ビートたけしを観ると、思いがけず色男である。単なるお笑い芸人の域を超え、映画俳優としても実に色男で存在感が際だっている。それ故、例の飲酒…

1234更新、感謝!

今回のブログ更新で、語呂のいい更新となりました(;^_^A これは毎度書くことですが、ブログの更新は個人の「発信する意思」によって続くことなので、アクセス数やコメント数と比べて、そんなにメモリアルにするほどのことでもありません。もっとも、「読んで…

『地獄』競艶!

一昨晩のチャンネルNECOはなんと「『地獄』まつり」!! 夕刻より中川信夫版『地獄』(新東宝)と神代辰巳版『地獄』(東映)の連続上映という超豪華ラインナップ!! かつて新東宝崩壊直前に、ニュー東映と新東宝の合併話が持ち上がり(社名は『新東映』)…

『女囚セブン』ラストは陳腐な“メロドラマ”に……

ようやく気持ちが整理ついたので、改めて一昨晩の『女囚セブン』最終話について…… 元来私がこのドラマに惹かれたのは、何といっても最近にない、昭和のB級アクション映画・ドラマにあった外連味溢れる展開だった。特に剛力彩芽演じる主人公・神渡琴音の、そ…

「『女囚セブン』よ、やはりお前もか!?

遂に『女囚セブン』最終話を観た……そしてある種の憤りを覚えている。「ええ、そう来たか!」とか『結局そうかよ」といった感慨でいっぱいだ…… 今はまだ……ちょっと気持ちを整理して改めてレビューしたいと思うが、率直に言って 「『女囚セブン』よ、やはりお…

『女囚セブン』最終話を迎えるに辺り……雑感

いよいよ今晩、『女囚セブン』は最終話を迎える(んだったよね?) まだ最終話を観た訳じゃないけど、ホントあっという間だったねぇ……あの謎に満ちた展開だったら、この倍ぐらいは行けたんじゃないか、って思う。まず琴音が同じ房の女囚を懐柔するところでま…

アクション映画と『危機一“発”』

「危機一発」ってサブタイトルが好きだ(;^_^A 勿論誤字だってことは百も承知だ。正確には「危機一髪」。この四字熟語の「髪の毛一本のわずかな違いで危険に陥るか否かの、極めて危ない瀬戸際」という意味から考えると、間違いなく「一髪」なんだけど、ぱっと…

敢えて“不器用な”ピープロに思いを馳せて(;^_^A

今『快傑ライオン丸』を録画し続けているからではないが、ピープロが好きだ(;^_^A ピープロと云えば、ネット局はかの悪名高き“大本営”フジテレビ。地元広島では76年に「テレビ新広島」が開局するまで、フジのネット局がなかったので、『快傑ライオン丸』も『…

昭和ドラマ懐古主義

最近は、キッズステーションの『破裏拳ポリマー』、時代劇専門チャンネルの『快傑ライオン丸』『おしどり右京捕物車』、NECOの日活アクション&東映任侠映画、そしてテレ朝の『女囚セブン』をこまめに録画している(;^_^A ただ録り溜めるばかりでなかなか…

おい、メガネ!

昨日、映画『昼顔』のメイキング番組が放映されていた。『昼顔』と聞いてまず脳裏に浮かぶのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画だったりするが、今回の『昼顔』は上戸彩・斉藤工主演の邦画で、それも今流行りのテレビドラマの映画化なのだそうだ。 さ…

『女囚セブン』で剛力が弾けるとき……

毎週楽しみにしている『女囚セブン』も、第7話にして、ついにクライマックスに突入したようだ。ただし今回は、いつものカタルシスが少ない、「らしくない」展開だった。 例えば敬愛する斉藤由貴版の初代『スケバン刑事』だが、前半の一話完結時代のスカッと…

「少女たちの『〇〇〇〇』」

因果な話である…… ここに「少女たちの『〇〇〇〇』」というタイトルがあったとする。その『〇〇〇〇』に地名を入れるとして、例えば「少女たちの『おかやま』」とか「少女たちの『しずおか』」とか「少女たちの『おおいた』」っていれても、普通にその土地土…

『ひろしま』と『ゴジラ』と……

先月3日の憲法記念日、女優の月丘夢路の訃報がメディアを流れた。94歳というから、見事な大往生といっていい人生だったと思う。第三者の立場で言えた義理ではないとは思うが…… 彼女が偉大な女優であったということはそれなりに理解していたが、私にとっては…

水無月の野望

ヤケに暑くなってきたな、なんて思ってたら、もう水無月。2017年も相変わらず早いペースで“暮れて”いるようだ(;^_^A さて、昨日も触れたように、今月は映画のロケで熱い熱い日々が続きそうである。勿論実生活でも、仕事は当たり前のように続くわけで……最近は…