神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

“機関銃”から“バズーカ”まで 制服ヒロインアクション健在なり!

橋本環奈が『セーラー服と機関銃 卒業』でマシンガンを手にするならば、五十嵐いづみが『少女コマンドーIZUMI』でバズーカ砲を構えても文句あるまい。二人ともある種“セーラー服戦士”なんだから……(;^_^A てなわけで、改めて今日を以て2017年の卯月4月は終了…

「特撮」はト・ク・サ・ツ!

CATVで『この子の七つのお祝いに』が放映されていた。本作はかの増村保造監督の遺作であり、且つ角川春樹事務所が“脂が載りきった”時期に制作されたサスペンススリラーだ。学生時代、TBS系の「月曜ロードショー」枠で本作を初めて観たが、「かんな棒…

コーマンスクールの“親不孝者” 来世でまた輝け!

映画作りの哲学から作品世界のセンスに至るまで、“我が心の師”と崇め奉っているロジャー・コーマン御大。彼が排出した数多の映画人の中で、必ず目にするのがジョナサン・デミ監督だ。 もともと大学で獣医学を学ぶような理系のインテリだったのに、何の因果か…

大切なことは特撮ドラマやB級映画が教えてくれた

いくらハリウッドの“良識派”がアクション大作の中で「苦悩するヒーロー」を描いて見せても、所詮アメリカ国民はトランプなんて輩を無自覚に大統領にしてしまう空しさ。その事は我が日本国にも言えることなんだけど……ヾ(--;) それでも初老に差しかかった“東京…

近年ハリウッドアクション映画の“煮え切らなさ”

最近『スーサイド・スクワッド』『デッドプール』、そして『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と、ハリウッドのSF大作を立て続けに観たんだけれど、どうも煮え切らない。どうしたものか……?! 勿論、基本的には邦画が好きで、基本邦画中心…

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』 ルーサーは“ばいきんまん”?

日本には、アニメの『マジンガーZ対デビルマン』『グレートマジンガー対ゲッターロボ』や実写版ならば『モスラ対ゴジラ』『極道vsまむし』『極道vs不良番長』から果ては『貞子vs伽耶子』に至るまで、それぞれ単独の映画・ドラマの主人公を対決もしくは共闘…

“鉄腕美女” 遂に遂に降臨!!

「ワンダーウーマン」がスーパーヒロイン界の金字塔であることは世界が認めるところだが、1979年に幕を閉じたリンダ・カーター版『ワンダーウーマン(空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン)(紅い旋風ワンダーウーマン)』以後、37年間に亘って、我々はリンダ…

『女囚セブン』 「東映ピンキーバイオレンス」の“確信犯”後継者

昨日の「三十路のセーラー服美少女(安達祐実)誕生」では、「215」という歴代2番目のアクセス数をいただきまして(歴代一位は「それ行け!カッチン」https://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/26528328.htmlの「216」)………ありがとうございます! きっ…

三十路のセーラー美少女誕生?!

週末深夜の薄ぼんやりとした頭を一気に醒ましてくれるニュースに遭遇してしまったよ。勿論、北朝鮮のミサイル疑惑でもなく、閣僚のふざけきった暴言報道でもなく、呉に行く時国道31号線上でいやと云うほどポスターを見せつけられる中川某のスキャンダルでも…

伊福部サウンドの“呪縛”

久々『シン・ゴジラ』に関わるネタなんだけど……(;^_^A クライマックスの「ヤシオリ作戦」、BDで何度観返してもその都度ゾクゾクワクワク感が止まらない。それはひとえにあのシーン、特に新幹線爆弾がゴジラめがけて突進するタイミングを計ったかのように流…

“完全無欠のスカーレット・ヨハンソン”再び

俗に言う“完全無欠のヒーロー”としてまず脳裏に浮かぶのは、何といっても劇場版『子連れ狼』の“トミー版”「拝一刀」や“勝新”“たけし”が演じた『座頭市』(“香取”は入れない!ヾ(ーー ))、そして『コマンドー』や『プレデター』『イレイサー』『トータルリコー…

『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』③ 垂涎の東宝特撮未公開作品大紹介!

『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』読後感想の、いよいよ「第3部 幻の未製作作品集」へ…… 実は本書を購入したのは、ただただこの「第3部」に掲載された数多の東宝SF特撮未制作作品のプロット・脚本を読みたかったがためである。 そんなわけでこの…

『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』 ② 柳の下のビオランテ

先日の『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』読後感想の続きを……というわけで、今回は「第2部 『ゴジラvsビオランテ』」について。 復活第一弾『ゴジラ』(1984)公開後、その続編を考えるにあたり、大胆にも、史上初の「ゴジラ映画ストーリー一般公募」…

『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』① “1955年生まれの「ショッキラス」”

『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイヴ』。この本は稀代の名プロデューサー・田中友幸氏が、生前きちんと保管していた過去の未制作作品の企画書、プロット、及び検討用脚本を掲載したもので、資料的価値のみならず、昭和のゴジラシリーズからのファンにとっ…

『ふしぎなメルモ』はCG実写化できるか?

今のCG技術を駆使して、是非実写映画化してほしいアニメ(漫画)作品がある。その名も『ふしぎなメルモ』(;^_^A 手塚治虫先生原作によるこの作品は、1971年10月から翌72年3月末まで2クール・26話制作された、“少女SFアニメ”といった様相を呈している。…

闘う! 水原勇気

昨年度の勢いそのままに、4月負けなしで破竹の連勝を続けてきた広島東洋カープも、昨晩遂に久々の黒星を喫し、連勝は10で止まった。なにぶん今までが出来過ぎだっただけに、“リバウンド”に注意して“化けの皮”が剥がれないよう気をつけて、今日からまだ頑張…

実は『シン・ゴジラ』こそ“初代ゴジラ"の正統なるリメイクでは?

思い起こせば1954年公開の初代『ゴジラ』以来、今日まで日本国内(東宝映画)で撮られた全29本の「ゴジラ映画」の中で「あの怪獣は何だ?!」から始まったのは、この度の『シン・ゴジラ』が初めてだったことをふと思い出した。 『メカゴジラの逆襲』まで続い…

ウルトラの母は太陽のように……

きっと今宵は、このタイトルでブログを書く人が多いだろうな…… 昭和40年代後半、日本ではヒーロー特撮ドラマが百花繚乱の如く放映されていた頃、老舗円谷プロの看板番組である「ウルトラシリーズ」の『ウルトラマンA』が終了して、その後番組として登場した…

実写版『破裏拳ポリマー』に期待大!!

『破裏拳ポリマー』が実写化される。この作品、オリジナルのアニメはリアルタイムで観ていた。当時本作は土曜日の6時から放映されていて、裏番組が『アルプスの少女ハイジ』。何故かクラス男子の間で「ハイジを観なければ」なる妙な風潮が起こっていたので…

CG技術で甦れ『ゲッターロボ』!

『美女と野獣』の予告編を観た。その中で驚かされたのは、先行するアニメ作品独特のキャラだと思っていた、城の動く燭台、置き時計、ティーポット、箒といった面々が、きっちり実写でも同じようなキャラ・動きをしている点だ。これらはまさに「アニメならで…

『土曜ワイド劇場』と共に人生を過ごした

小学生時代、土曜日の夜といったらNETだった。地元ではUHT(広島ホームテレビ)だったんだけれど、7時半から『仮面ライダー』、8時からは『人造人間キカイダー』→『キカイダー09』の東映特撮ヒーローモノ、8時半からは『デビルマン』→『ミクロイ…

有村姉妹で「激ファイト」?!

有村架純には“昭和ヒロイン”の香りがプンプンする。何といっても、かのNHK朝ドラ『あまちゃん』で主人公の母親(小泉今日子)の若かりし頃のアイドル候補生時代を見事に演じ切ったんだから……! リアルのキョンキョンが『私の16才』でデビューした昭和56年度…

広島“全国区”化?

いつの間にか今年度のプロ野球シーズンがスタートしてしまった。勿論注目は、昨年度25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島東洋カープなんだけど、おかげさまで7日現在、4勝1敗1分の2位をキープしているようだ(^^) ところで、昨年の広島優勝を後押ししたの…

『貞子vs伽耶子』 “王道”ホラーの「オール怪獣大進撃」

およそ「王道」という言葉ほど“ホラー”に似つかわしくないものはない。「王道」といえば、そうあるべき正統派の展開、いわば“お約束”に守られた予定調和の世界である。それに対し、何が起こるか分からない、その先が全く読めないところが“ホラー”の怖さであ…

“CoolJapan”の原点は往年の時代劇にあり!

昨晩『座頭市逆手斬り』を観た。シリーズ11作目。藤山寛美演じる市の偽物“百太郎”が登場する回だったが、生憎観始めたのは、荒磯の重兵衛(石山健二郎)率いるヤクザの大群相手に、勝新の市が大立ち回りを演じるクライマックスだった。しかし、幸か不幸かス…

“セーラー服ヒロインアクション”の救世主

先日、日本に於けるセーラー服ヒロインアクションの変遷についてしたためたが、殊の外反響を戴いて、有り難く思っています。そこで前回書ききれなかった項目について少々……… 確かに、宇沙美ゆかりの『Vマドンナ大戦争』出演に伴う『スケバン刑事』主役降板の…

どうして彼女らはセーラー服に身を包んで闘うのか……?

『女子高生ゾンビ』のアイリンも、『ラスト・ブラッド』の小夜も、セーラー服を粋に着こなし、顔色一つ変えぬクールな出で立ちで、日本刀片手にバッタバッタと敵を切って捨てる(アイリンに至っては拳銃まで!)生粋のアクションヒロイン(ていうか“富三郎版…

『女子高生ゾンビ』  稀代の“和製『ラスト・ブラッド』”はタイトルが足枷?

『女子高生ゾンビ』という、実に“キワもの”なタイトルに、それなりの作品だろうと高をくくって観たんだけれど、意外にも上質のヒロインアクションムービーだったんで、驚いてしまったよ(;^_^A 作品の舞台は近未来(なのかなぁ?)の東京。やたら突っ張った女…

闘え! 二階堂ふみ!(;^_^A

なんか、二階堂ふみって“闘ってる”よなぁって、漠然と思う(;^_^A あんなにキュートな顔して、何だかツッパってるような役回りが多いような気がするから……… 『日々ロック』では、表面上は「きゃりーぱみゅぱみゅ」のごとき超アイドルを演じながら、魂はハード…

2017年度を迎えて

とうとうやってきました2017年度! これで「2016年」は遂に跡形もなく消え去ってしまいましたが、そこはそれ、気分一新、当団体IPFの「結成3“1”周年」記念の年と考え、張り切っていきましょう(;^_^A 今年度もまたガンガン突っ走って行きたいですね。何…