神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「娯楽アクション」のススメ

うんと前の話だけれど、当時寮監を務めていた職場の先輩から、「何かおもろいチャンバラ映画知らん?」と相談され、すかさず『椿三十郎』のビデオをレンタルして差し出したことがあった。この黒澤明の傑作こそ、“くだらないチャンバラ”よりも絶対面白いはず…

そろそろ映画を撮らなきゃ

前回の“AKB”ネタでは、実に131アクセスと、久しぶりに“100アクセス越え”を果たしましたが、入山杏奈嬢の早期の回復を祈りつつ、今日は“インディーズムービー”のお話です 私事で恐縮ながら、現時点での監督作品は、学生時代のものも含めて19本。うち実質的…

戦う女

過日発生したAKB48握手会における前代未聞の惨事。最近の殺伐とした世相を反映するような事件だったが、一人の邪な狂気によって、計り知れない人間に理不尽なレッテルが貼られるのではないか、という危惧や、「だから世の中危ないんだぜ」とばかりに、…

コンパクトデジカメは「TZ」(^^)

これは“デジャヴ”か、それとも“大いなる浪費”か………? というわけで、我が家のLUMIX“TZシリーズ” 右から「TZ10」「TZ30」「TZ35」の順。中でも「30」と「35」は殆ど差がない。では何故……? 我が家では、「一番映像撮影に特化したデジタル一眼レフ」というこ…

岐路の日付に98000アクセス御礼!

今日、5月27日は、太平洋戦争における岐路となった「ミッドウェー海戦」があった日だ。それまで連戦連勝で浮かれていた日本軍が、そして日本がいきなりつまずき、それから敗戦に継ぐ敗戦、そして広島長崎の原爆投下、という最悪の事態で大戦に幕を閉じた…

「ヒロインアクション」に求めるもの求められるもの

“ヒロインアクション”のある種の金字塔と呼べる『華麗なる追跡』。その立看ポスターを観るにつけ、昭和(そして“オイルショック直後の70年代後半)独特のいい意味での“猥雑”感に溢れていて嬉しくなってしまう 私が“ヒロインアクション”に求めるのは、こん…

酔って候

今日は写真にあるとおり……もう寝ます。疲れた!

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を観た。これは、水を求めた未知の好戦的生命体の侵略を受けた人類の攻防を、アメリカ海兵隊の視点で描いた、ある種の“フェイクドキュメント”だ。 近年『クローバーフィールド』『第9地区』を始め、「全く荒唐無稽な物語を、…

自社生産の「セーラー服ムービー」(^^)

『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』の東京上映で、アキのセーラー服シーンが殊の外ウケたようなんで、俄然“セーラー服ヒロインを描きたい衝動に駆られるのですが…… 当方の監督した作品群の中では、『シューリンクス』(1991年)における被爆死…

おニャン子を越えたかAKB!

今をときめく“AKB48”に“セーラー服”ときて………何で『セーラーゾンビ』なんだよ! でもある意味、『セーラー服を脱がさないで』の“おニャン子クラブ”を抜いたな そういえば、昨日紹介したセーラー服にまつわる「改正風営法」の推移(推測)だが、施行された…

「闘うセーラー服」の歴史と考察

今まで連綿と続くヒロインアクション(俗に“JKアクション”とでも言おうか)において、“ブレザー姿”で戦うヒロインは、殆どお目にかかったことがない。なんと云ってもセーラー服。それがリアルなJKであっても、スベ公アクションのような明らかに薹(とう…

我が映画制作の手順

私が映画を制作する場合、まず最初におぼろげながら、どんな出来事が起こってどんな結末を迎えるか、から考える。変な話だが、「結末ありき」の物語設定だ。だが、それに引き続いて物語(あらすじ)に入る前に、キャラクター設定をする。 だいたい主人公に原…

特撮と自主映画のファッションの関連性

昨日のブログ、『ゴジラ対メカゴジラ』で書き漏らしたネタを少々…… 主演の大門正明は、大映末期、関根恵子(高橋恵子)と競演した“痛々しいまでの青春映画”『遊び』のイメージが鮮烈だった。ヒロイン役の田島令子は『鉄腕美女!ワンダーウーマン』の吹き替え…

ゴジラ対メカゴジラ

今日、CSで久々に『ゴジラ対メカゴジラ』をフルで観賞した。『ゴジラVSメカゴジラ』でも『ゴジラ×メカゴジラ』でもない、正真正銘の昭和版“オリジナル”「メカゴジラ」だ。 1973年春に、親の転勤で島根県から出身地の広島に再び戻り、それと共に『ゴジラ対…

本当の娯楽を追求した鈴木則文監督

これも“虫の知らせ”だったのか……一昨日、当ブログで志穂美悦子の『華麗なる追跡』に言及し、それとなく作品スチールを掲載したが、その翌日、まさか本作を演出した鈴木則文監督の訃報を知ってしまうとは……最近映画の現場から遠ざかっていたものの、いずれ捲…

スカーレット・ヨハンソン かく闘えり!

いよいよハリウッド版の『GODZILLA』の日本公開が迫っている。前回の“ジュラシック系イグアナモンスター「ジラ」”とは異なり、今回はしっかり“カイジュウ”然としたゴジラに期待大だ。渡辺謙演じる芹沢博士=イシロウ・セリザワの語源が、初代『ゴジ…

「くノ一」は皆カッコいい!

ネタ探しを兼ねて、「アクションヒロイン」もしくは「ヒロインアクション」で画像検索をかけてみる。すると悲しいかな、ウチのブログによくヒットしてしまう それにしてもこのネタで随分書き続けてきたなぁ もっともそんなことを続けていくと、思いがけない…

「広島発ヒロインアクション」にもそろそろ変化球を……

ここ最近、本来の“ヒロインアクション”ネタから離れた内容が続いてしまったが、今日は久しぶり「ヒロインアクション」「インディーズムービー」の話を…… 最近、映画制作の現場から離れて久しいが、いつも胸の内には『特命探偵☆葛城アキ』(2013年公開)に続…

ゴジラはやっぱり『日本』なんだ……

かつて国際司法裁判所で“核兵器は国際法違反か否か”が議論されたとき、唯一の被爆国であるはずの日本国政府が、広島・長崎の声を無視して、明確な“違反”の意思表示を示さなかったことは、世界中の落胆・批判を浴びた。映画『ゴジラ対メガロ』を観るにつけ、…

「死亡遊戯」的呉爾羅

1968年の『怪獣総進撃』が、実はゴジラ映画のラストになる予定だったことは、あらゆる書物などで語られていることだ。結局予想外の興行収益を上げたことで、ゴジラ映画はその後『メカゴジラの逆襲』に至るまで6本も制作されることになるのだが。 だが、そこ…

ペシミスティックなアンチヒーロー

今日はCSで『ゴジラ対ヘドラ』を放映していた。本作は昭和30~50年のいわゆる“昭和ゴジラシリーズ”15本の中で、近年まで鑑賞の機会に恵まれなかった作品の一本だ。今となってはDVDで既に持参しているが、こうやって簡単に観賞できる環境が出来上がる…

「予定調和」を超えてゆけ!

過日、CSで『コドモ警察』を観賞した。この作品、その存在を映画館の看板で知った時は、「こんなお馬鹿でバブリーな邦画をどんどん撮って、劇場でバンバン流せばきっと今の日本に元気が甦ってくるぜ!」なんて思わせてくれた作品だった。結局映画館では観賞…

関西の「じゅん」と「ノリ」

昨晩は「レツゴー三匹」の“じゅん”こと逢坂じゅん氏の逝去の報に驚いた。少年期、あのエネルギッシュな漫才に魅了された(オリジナルの三波春夫氏より先に、かの「三波春夫でございます」のギャグを知ったし……)だけに、この報は俄に信じ難いニュースだった…

カープと「映画」の相関性

『デスノート』の金子修介監督がFacebook上で、広島東洋カープの両外国人エルドレッド・キラについて、自作に擬えて「キラとエル」と称している記事を以前拝見したことがあって、とても嬉しく思いましたが……我が地元のカープは、奇跡のような快進撃を続け、…

虫のいい話で……

はや暦は皐月5月。ここ数日は朝晩の意外な寒さもありますが、確実に夏の伊吹を感じています。そろそろ背広も暑苦しくなってくる季節です。 今年に入ってから、結構レンタルやCSの放送で映画を観る機会に恵まれ、我が映画制作のいい糧になっていたりします…

『怪獣大戦争』の「影」に『赤ひげ』あり?

"5"月"5"日午後"5"時とは「"ゴ"並び」ということで、昨日の17:00より、CSの日本映画専門チャンネルで、50~70年代のゴジラシリーズ15作品が『ゴジラ』から順番にフィルムマラソンで上映され続けている(たった今、ようやく最終の『メカゴジラの逆襲:』…

「セーラー服」の功罪

去る4月に『ガールズムービー大戦』において“東京初公開”と相成った『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』ですが、その後、上映時の雰囲気を伝えていただいたメールや、当ブログへの書き込みコメント、他ブログでのレビュー、果てはyoutube上で…

スペースヒロインは「悪の華」

かつて、深作欣二監督が1977年に東映SF大作『宇宙からのメッセージ』を撮った際、「自身初めて演出する“SF映画”」とう触れ込みだったが、実際にはそれを遡ること9年前の1968年に、日米合作“宇宙SF映画”の監督を務めていたのである(田口勝彦氏と共同…

「ファイナルガール」は「ファーストガール」?

おそらく、当初は低予算のB級“便乗”猟奇“サスペンス”として描かれたはずの『13日の金曜日』。クリスタルレイクのキャンプ場で、イチャついて監視を怠った学生のため溺れ死んだ息子・ジェイソンの仇を討つべく、直接関係ない宿泊客の大学生たちを次々血祭…

月初めの一休み

もう今年も皐月5月を迎えてしまいました。今年度もひと月終えて、今はスタート時の疲れがドッと出ている、って感じです 『女子ーズ』の公開も待たれ、これからも“ヒロインアクション”華やかな日々が続きそうですが、それと共に、地元広島の“ヒロイン”も早く…