神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

“ヒューマノイド” ダリル・ハンナ

先日話題にした“巨大女”モノで最もメジャーな作品(カルトという意味ではない)は、何といっても『ATTACK OF THE 50 FT. WOMAN』こと、邦題『ダリル・ハンナのジャイアントウーマン』だろう(笑)。 尤もこの作品、ダリル・ハンナ自身がCATV用にプロデュ…

ナンシー・アーチャーの正体は?

果たしてこれが“アクションヒロイン”と呼べるのか、甚だ疑問ではあるが、今日のヒロインは“ナンシー”。と書いてもおそらく誰もピンと来ないだろう、その実体は(下の画像参照) そう、彼女こそ悲劇のヒロイン『妖怪巨大女』その人だったのである(笑)。 私…

片足マシンガール!

以前、ネットで拾ったとある画像に、衝撃を受けたことがある。以下の画像だ。 後に、この壮絶なヒロインが登場する映画は、先日紹介した『デス・プルーフ』と“グラインドハウス”として公開された、ロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』と判明し…

“タコ殴り”三人娘

何故だか急に、タランティーノの『デス・プルーフ』のことが脳裏に浮かんでしまった。 この作品はロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー』と共に“グラインドハウス”イベントとして全米で公開された。敢えて“B級映画”を意識して“超A級”をわざわざ大…

野村せつこ “肝っ玉”女性隊員

『ジャンボーグA』は設定からして好きな特撮ドラマだった。円谷プロの中でも珍しい本格的な巨大ロボットもの(劇中はサイボーグということになっていたらしいが……)で、その操縦法も、Aの場合はまさに“生身の操縦”といおうか、レバーやボタンではない、主…

OL隊員 野村由紀

『ミラーマン』が放映されていた当時、地元広島にはまだフジ系のネット局がなく、日曜日のいびつな時間帯に放映されていた。でも結構楽しんで観ていたような記憶がある。特に後半の“ジャンボフェニックス”や“カラータイマー”が登場する悲壮感溢れる時期の方…

ミラーマン'87

次回の日記の前振りとして…… 『ミラーマン’87』 時は1980~90年代の世紀末。地球は“インベーダー”と呼称される未知の存在によって侵略の危機にさらされていた。見えざる敵に対し人類は、各国で“科学警備隊(サイエンスガードマン SGM)”を結成し、“イン…

森山いずみ “お伽話”の女性隊員

実は『ウルトラマンタロウ』をリアルタイムで観た記憶が殆どない。しかし、主題歌は当時喜んで歌っていたし、けばけばしいZATのメカも覚えている。別に全く観ていなかった訳ではないのだろうが、おそらく「タロウ」というヒーローとしては“気恥ずかしい”…

国分佐智子にエールを

この度、林家三平との婚約を発表した国分佐智子。なかなかコケティッシュな俳優で気に入っていたので、結構ショックだったな(笑) 国分佐智子といえば何といっても『東京伝説~蠢く街の狂気~』。このジャケットの写真だけで十分衝撃は伝わってくる。 同級…

区切りの5000アクセス御礼!

昨晩、正確には午後9時27分、おかげさまで区切りの5000アクセスまで到達しました。有難うございます! 4000アクセスに到達したのが昨年12月20日。ここん所、出来る限り毎日更新を目指し、内容もすっかり“アクションヒロイン”ばかりになってしまいましたが、…

“女性”隊員 美川のり子

特撮ドラマに出演する役者はどんな気持ちでその役を演じているのだろう? もちろんどんなドラマであれ、レギュラー出演が叶えば、生活面も潤うし、露出によってまた新たなオファーを受けることができるかもしれない、と考えるときっと嬉しいことかもしれない…

丘ユリ子 実務的な女性隊員像

私は“ウルトラマンジャック”という呼称がどうも承知できない。ご存じ“帰ってきたウルトラマン”の新呼称だ。故円谷皐氏による命名らしい。確かに66年版『ウルトラマン』との差別化を図る上で別の名が必要だったこともわかる。だが私の中ではやはり、『帰って…

“アンヌ”の魔力

昨日の日記から図らずも「円谷ヒロイン」に移行してしてしまったようなので(笑)、今日の話題は“友里アンヌ”嬢(笑) 『ウルトラセブン』は『マン』と同様、幼少時代のオンエアよりも、小学生時代の再放送の頃の方が印象深いが、“つぶらな瞳のアンヌ”の姿は…

2人の“フジアキコ”

過日、近所のスーパーへ買い物に出掛けたとき、実に面白いものを発見した。それは、「ウルトラマン科学特捜隊Tシャツ」(笑) プリントTシャツにしては、ネクタイの質感など気持ち悪いぐらいリアルで、値段も1500円余り。思わず“スケバン刑事”な娘たちに着…

笹森礼子!

先日、チャンネルNECOで往年の日活アクション『俺は地獄へ行く』を観た。 これは後に“日活ダイヤモンドライン”に仲間入りする“エーズの錠”こと宍戸錠主演の痛快活劇で、主人公の譲次(宍戸)がメキシコで世話になった、莫大な遺産を残して死んだ老人ため…

ダイヤモンドライン

先日の200号記念日記“神宮寺真琴の立ち位置”は窮めて個人的且つマニアックな内容だったのにも関わらず、多くの方にアクセスして頂き、感謝感謝です! ちなみに現在、当団体では、この度紹介した『天使諜報★神宮寺真琴』以外にも『令嬢探偵★モロボシアイ』な…

神宮寺真琴の“女性アクション”的立ち位置

この日記が区切りの“200号”になるので、今回は当団体のアクションヒロイン“天使諜報★神宮寺真琴”について書いてみたい。 まだ読破していないが、愛読している「戦う女たち 日本映画の女性アクション」の中に、日本における“アクションヒロイン”の流れが纏め…

動くベッド

過日、DVDにて久しぶりに東宝特撮『宇宙大怪獣ドコラ』を観賞した。この作品、今まで小学時代のテレビ放映、学生時代の今は亡き「てあとる西新(博多)」での黄ばんだプリントでオールナイト公開、と2回しか観たことがなかった。そういうわけで、DVD…

“ヒロインアクション”に望むもの

もうすぐ掲載200回を迎えようとしています(この日記でもまた一歩)。 このブログでは“ヒロインアクション(アクションヒロイン)”にスポットを当てて書いてきましたが、ここ最近はずっと過去の記憶に頼るものばかりで、中々最近の旬な内容のものが駈けず…

348

“348”と書いて“サシバ”と読む。これは件の篠原とおる氏原作の漫画『コードネーム348 サシバ 』を原作としたVシネマ『コードネーム348 女刑事サシバ』(1990年)に登場する女刑事のことだ。この348=サシバというタイトルは、82=ワニ(分署)と同じ…

白看板

ここん所毎日更新を目標にしていたこのブログだが、今日はどうも体調が芳しくないので、一応“白看板”ということでお茶を濁してしまった(苦笑) もっとも、明け方になったらこの日のブログ、“白看板”に記事が入って、いつもの“ヒロイン列伝(?)”になってい…

『82(ワニ)分署 Rebirth』

ヒロインアクションを語る上で忘れてはならない人物に“篠原とおる”氏がいる。少々“ダーティーなヒロイン”ものの映画(Vシネマ)の多くは氏の原作によるものだ。代表的なものを挙げても、『女囚さそり』『0課の女(もしくは『ZEROWOMAN』)』『8…

サイボーグ少女 真船桂

当団体が制作している“天使諜報シリーズ”の諜報員・神宮寺真琴もマネージャーの真船桂も、共に東宝特撮映画から拝借した命名だ。神宮寺真琴に関しては、このブログの最初に紹介しているので、ここでは真船桂を取り上げてみよう。 オリジナルの真船桂は、ゴジ…

妖艶! 水野久美

私が初めてリアルタイムで観た東宝特撮は『怪獣総進撃』(及び併映の『海底軍艦』)だった。しかも当時4歳! よってそれ以前の東宝特撮は数少ないTV放映か、“チャンピオンまつり”などのリバイバル上映(『ゴジラ』に至っては広島大学SF研の学祭上映!)…

河内桃子!

これをヒロインアクションというにはいささか抵抗があるが、今回は“東宝特撮”のヒロインのことを少々……。 東宝初の怪獣特撮(にして最高傑作の誉れ高い)『ゴジラ』でその主演ヒロインを務めたのが河内桃子。遺作ともなった最後の特撮出演映画『ゴジラvsデス…

何と一日100アクセス!

おかげさまで、昨日011年1月3日、一日通算丁度100アクセスを頂きました。有難うございました! 前日の“バットガール”の記述が功を奏したのか、はたまた「俳優・女優」のカテゴリーでリストアップされたおかげなのか……何はともあれ嬉しい限りです(笑) 目…

バットガールの変遷

初めてオリジナル版の『バットマン』(’66)を観たとき、ティム・バートン版('89)とあまりにも違うコメディー調なノリに驚いたものだ。そのオリジナル版はTV番組の映画版だったようで、TV版の方にはイヴォンヌ・クレイグ演じるバットガールも登場して…

パウラ・アツコ・エブナー

2011年元旦は帰省もなく、朝から酒を飲む幸運にも恵まれたので、家族と共に正月番組をダラダラと観る一日だったが、そんな中で、ふとCSに切り替えたときに放映していたのが『ローレライ』。いつかはみたいと思っていたが、中々機会に恵まれなかった作品だ…

新年のご挨拶

当ブログをご覧になっている方々。新年あけましておめでとうございます! 昨年は当ブログのテーマでもある「ヒロインアクション」「インディーズムービー」に則った当映画制作団体の新作『天使諜報★神宮寺真琴~シンデレラの懸賞金~』も無事完成し、何とか…