神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“八城忍” 東京初見参!

 いよいよ開催まで2週間を切った「ヒロインアクションまつりin東京2022」!!  このイベントに、私というか映画制作団体イチヱンポッポフィルムは、最新作『YOSHIKOを探せ!!』の完全版と『女子高生戦士☆英あいり』特別映像の2作品で参戦します(^^)

 

 さて、この度本邦初公開となる『YOSHIKOを探せ!!』完全版ですが、単に“ディレクターズカット”といった再編集版ではなく、完全版用として新たに撮影したシーンも挿入される、10月の「広島殺陣フェス2021」とは異なる結末が用意されたものです。一番の特徴は、この完全版で初めて登場する「チームYOSHIKO」“第七の女”(本作はキャストが全て女性なんで)香川美夏さんです。

 

 

 

 彼女は当方の“広島発ヒロインアクションムービーシリーズ”第6弾『電光石火☆八城忍』で、主役の八城忍を演じてくれた女優さんです。実は私は第2弾の『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』以降、本シリーズの作品を番外編も含めて9本撮ってきましたが、その間、主役クラスの女優が複数回出演することは全くありませんでした。その意味ではこの香川さんが(正編と番外編の違いこそあれ)初めてのケースです。しかも役名が前作と同様の「八城忍」??

 

 

 『電光石火☆八城忍』はもう6年前に公開した作品で、劇中忍はセーラー服の最強戦士として登場しますが、果たして『YOSHIKOを探せ!!』に登場する「八城忍」との関連は? それとも監督(私)独特の、いつもの単なるキャスト名の「言葉遊び」に過ぎないのか? すでに『八城忍』をご覧いただいた方も、未見の方も、是非来る4月30日(土)に中目黒トライにて開催される「ヒロインアクションまつりin東京」でご検証ください!!!(^^)(^^)(^^)

 

 そういえば、件の『電光石火☆八城忍』は広島以外では未公開なんで、いずれの「八城忍」であれ、東京初見参になるんだよなぁ(;^_^A

 

 

ヒロインアクションまつりin東京2022

日時:2022年4月30日(土)  上映開始17:00~(開場16:45)

場所:中目黒トライ(東京都目黒区上目黒3-6-5 中目ビル5F)

入場料:\2,000(当日券のみ)

 

ラインナップ

『悶殺蛇女』 (BODY HAMMER作品・内藤慈監督)
『BLOOD BLADE』 (HOUND PROJECT作品・岡田広監督)
『YOSHIKOを探せ!!』 (イチヱンポッポフィルム作品・胤森淳監督)
『パピーゾンビ(2022年版)』 (シネマペロ作品・稲葉司監督)
『東京のヘソで恋が走る』 (シネマペロ作品・稲葉司監督)

※『女子高生戦士☆英あいり』特別映像も公開予定

ライブゲスト:I LOVE U@あいり・松山あおい

(MC:鈴愛、星野佳世)

 

問い合わせ先:cinemapero@ymail.ne.jp

 

 

かあさん星が光ってる~♪

 いやはやyoutubeは偉大である!!(;^_^A

 

 先日ふと、小学二年生の頃に愛読していた小学館の学習雑誌に思いを馳せ、そこに連載されていた『かあさん星』なる漫画のことが脳裏をかすめた。これは典型的な少女漫画の体裁で、内容はバレエにまつわるもの。それだけで殺伐とした雰囲気が漂ってしまうが、もともと少女漫画には興味がなく、唯一記憶しているのは、主人公が冬の寒い中、何故か寒風吹きづさむ海岸でバレエの稽古をしていて、海水の冷たさに足の感覚はしびれ、なおかつ貝殻を踏んで出血するという、やるせない展開で次回に続く、という悲惨極まりないストーリーだった。

 

 

 そんな『かあさん星』の(アニメ化されていないので、その雑誌独自のものである)主題歌が、付録の当時流行したソノシートに入っていたことを何故か思い出し、もしやネット上にあるのでは、と検索したら、何とそのソノシートの音源をyoutube上にUPしていたのを見つけることが出来た。

 

 それは当時(1971年)発刊の「小学二年生」の付録で、歌のみならず、『ドラゴンボールZ』(そして『いなかっぺ大将』の)野沢雅子ナレーションによるウルトラ怪獣の鳴き声集も収録されたソノシートで、何とも懐かしかった。これは当時私も所有していて、何度も何度も聞いたものだった。思えば3年間過ごした島根県大田市在住時代の思い出だ。

 

 今になって思えば、その怪獣の鳴き声を聴きたくて、そのソノシートを何度もプレーヤーにかけ、結果その後半に収録されていた「かあさん星」の曲も聴くとはなしに聴いて、結果いつの間にか頭に残っていたのだろう。それにしても「三つ子の魂百まで」である(;^_^A(;^_^A

 

 

 

 

 

 

舞う桜?

 去る10日の土師ダム「花見」の際に見つけたもの。

 

 

 一見、シャッター速度を上げて、桜の花びらが舞う、その瞬間を捉えたものに見えてしまいそうだけど、さにあらず(?)  実はこれ、蜘蛛の巣に貼りついてしまった桜の花びらなのである(;^_^A

 

 

 まあ、花びらの散る瞬間を上手くカメラに収めるほど、自分には撮影のスキルがないので(;^_^A、こんな写真が撮れたのも、蜘蛛の巣様様だったりするんだけれど、こういったトリッキーな写真(そしてそんなシチュエーションをカメラに捉えること)は大好きだし、この写真を見て「へぇ」って思ってくださる、当ブログ読者の方が一人でも多くいらっしゃったら、この上ない幸せだったりする(;^_^A(;^_^A(;^_^A

 

リベンジの桜

 先週の日曜日、桜の名所でもある県北・土師ダムに向かったものの、「散り際の桜を観たい」という同様の願望を持った方々が他にも沢山いたせいか、目的地に向かう幹線道は大渋滞……泣く泣く断念して、踵を返して近場の比治山(奇しくも『YOSHIKOを探せ!!』のロケ地!)に向かったんだけど、そのことは先週のブログに書いた通りだ(;^_^A

 

 そんなわけで、一度は断念した土師ダムでの「花見」だったんだけど、家族に迫られ、先日10日、再び土師ダムに向かった。正直なところ、広島市内の桜の木もすっかり「葉桜」状態になっていたので、流石に県北の土師ダムとはいえ、もう桜も散っただろうと、半信半疑で向かったものの、実際たどり着いてみると、意外や意外、まだしっかり桜の花を湛えていたよ(^^)

 

 

 同様の思いで統治に向かったであろう多くの観光客の中、駐車場もごった返していたが、幸い駐車が叶い、娘たちと一緒に桜が密生した場所に足を運んだ。

 

 

 

 おそらく週末は今日が最後になるだろうけど、今年の桜をしっかり目に焼き付けた。それにしても、何とか先週の“リベンジ”が出来て、家族の手前、まずは一安心だ(;^_^A

28年ぶりの完全試合!!

 本当だったら、広島東洋カープの首位返り咲きの話題に行きたいところだが、そんなものも霞んでしまうくらいの大記録に驚いている。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の完全試合達成だ。

 

 

 今日は家族を連れてのドライブ中に、地元カープの試合中継をラジオで聞いていたんだけれど、時折流れる他球場の途中経過の中に、マリーンズ・佐々木投手の13者連続奪三振という、ありえない情報があって、我が耳を疑ったが、それは現実だったようだ。ちなみに日本記録は阪急の梶本、東映の土橋といった、それこそ昭和30年代、自分もまだ生まれていなかった遥か昔に記録された9連続だったようで、メジャーリーグでも、ニューヨークメッツ時代ののトム・シーバーの10連続が最高だったから、今回の佐々木投手の偉業は世界新記録といっていい。更に、阪神からオリックスにトレードされた年の野田投手が記録した一試合19奪三振にも並び、その果てが28年ぶりの完全試合っていうんだから、恐れ入るどころか驚愕に値する。

 まあ、カープファンからいえば、これでカープが28年前に福岡ドーム(当時)で讀賣・槇原に喫した不名誉な記録が薄らいでいくことを望むのみである(;^_^A  マリーンズ自体、2004年の球界再編騒動で、贔屓にしていた大阪近鉄バファローズが消滅して以降、“恩讐を越えて”夫婦ともども応援していたチーム(その年のプレーオフファーストステージは、遥々広島から千葉マリン《当時》まで駆け付けたし(;^_^A)なんで、非常に喜ばしい(;^_^A

 佐々木投手には、これからもエース級の活躍を見せてほしいものである。

 

 

 

 

英あいり、帝都で羽ばたく!!

 これは、拙作『学園特捜☆伍代聖羅』に、ロコドルのILOVEU@あいりちゃんが「女子高生B」役で出演した際のスチール。当時女子高生役の人選に悩んでいた時、メンバーの知人を通じてあいりちゃんを紹介してもらったんだけれど、まさかこんな大御所がエキストラに近いこの役で出演してくれるなんて思いもよらなかったので、現場では恐縮することしきりだったことを、今も覚えている(;^_^A 彼女の活躍ぶりは既に周知だったしね(;^_^A

 

 

 その後、本作が縁で、彼女主演のヒロインアクションムービー『女子高生戦士☆英あいり』の制作にまでこぎつけ、しかも封切がシネコンイオンシネマ広島、再上映も老舗映画館・横川シネマと、あいりちゃん率いる会社・アップトゥユーの尽力もあって映画館上映が実現し、且つ2018年度の「ヒロインアクションまつりin東京」での上映まで叶うなど、『伍代聖羅』制作時には思いもよらなかった。その点はいくら感謝しても足りないくらいだし、「縁」というものの大切さを改めて実感することしきりである(;^_^A

 

 そんなあいりちゃんが、件の『女子高生戦士☆英あいり』が縁で、来るべき4月30日(土)開催の「ヒロインアクションまつりin東京2022」でミニライブを披露してくれる。それに伴って、『英あいり特別映像」も上映することが決まっている。

 

 東京および関東近辺の方々、是非ご来場して、あいりちゃんの勇姿をご覧ください!!

 

 

 

ヒロインアクションまつりin東京2022

 

日時:2022年4月30日(土)  上映開始17:00~(開場16:45)

場所:中目黒トライ(東京都目黒区上目黒3-6-5 中目ビル5F)

入場料:\2,000(当日券のみ)

 

ラインナップ

『悶殺蛇女』 (BODY HAMMER作品・内藤慈監督)
『BLOOD BLADE』 (HOUND PROJECT作品・岡田広監督)
『YOSHIKOを探せ!!』 (イチヱンポッポフィルム作品・胤森淳監督)
『パピーゾンビ(2022年版)』 (シネマペロ作品・稲葉司監督)
『東京のヘソで恋が走る』 (シネマペロ作品・稲葉司監督)

※『女子高生戦士☆英あいり』特別映像も公開予定

ライブゲスト:I LOVE U@あいり・松山あおい

(MC:鈴愛、星野佳世)

 

問い合わせ先:cinemapero@ymail.ne.jp

タイトでキレキレな女子アナダンス(;^_^A

 広島では、地元民放の(視聴者不在の)抵抗があって、未だテレビ東京系のネット局が存在しないという、嘆かわしい状況が続いているが、BSでは何とかBSテレ東の視聴は可能だ。

 

 そんなBSテレ東が、15秒ながら全国ネットCM配信の画期的な提案をしてくれている。

 

 そこではテレ東の富田有紀アナが、フォーマルな衣装でキレキレのダンスを踊っているが、「童顔でコケティシュ」「タイトな衣装」「無理矢理感あふれるダンスパフォーマンス」が相まって、実にキュートだ(;^_^A(;^_^A

 

 

 

 上記の通り、テレ東の地上波ネットのない広島で、費用対効果が如何なものか見当もつかないが、今度上映会を打つときにまだこの企画が続いていたら、申請しようかしら(;^_^A(;^_^A

広島から行ったキムタクと広島に来た長野と……

 今日、カープ讀賣に快勝。帰宅途中のラジオを聴いていた時は、先発の玉村が1回の表から四連打で無死のまま2点も献上したんで、「ああ今日も惨めな負けか……」なんて覚悟してたけど、その後の神がかり的な展開でその回は2点で食い止め、打線の方もあれよあれよという間に小刻みに得点し、しかも讀賣の信じられないボーンヘッドやエラーに助けられ(同じ市民球場での「フランシスコ」の世紀のエラーを彷彿させる!)、気が付けば9-2の大勝。中でも“逆ユダ”こと長野の攻守にわたる大活躍は特筆すべき内容だった。

 そんな長野のコメントでグッと来たのが、彼が今は亡き「キムタク」に言及したところ。今日4月7日は、去る2010年に当時讀賣所属のコーチだった、元広島(そして元日ハム)の木村拓也氏がズムスタでの試合直前急死した、その13回忌に当たる日だったのである。

 

 

 

 当時入団1年目だった長野が、「今日はタク(木村拓)さんの命日。こういう日に活躍できたのは良かったと思います」としっかり覚えていてそうつぶやいた、そのとこだけでも胸が熱くなるし、決してFAなどではなく、広島で活躍の場を失い、請われて讀賣に入団し、不屈の闘志でエリート集団の中でも異彩を放った“キムタク”に思いをはせると、あの日のことが鮮明に甦ってくる。

 

 

【広島】今季初先発の長野久義が攻守で貢献「今日はタクさんの命日」特別な日に2安打3打点(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

 

 以下の文章は、当時(2010年4月11日)、mixiに掲載した日記だが、あの時の思いがリアルに描かれてる。あの日の桜は美しかった……

 ケツメイシの「さくら」に触発されたわけではないが、昨日(10日)家族を連れて……というか家族にせがまれて、近くにある観音のとある公園に足を運んだ。

 

 

 昨年見つけたその公園は周りを工場や会社に囲まれた、整備はされているが割とこぢんまりとしたところで、園内には、それでも多くの桜が植えてある。着くと桜の花は今まさに“散り頃”を迎え、たわわに咲いた花びらが微かな風にもハラハラと散る、文字通り“花吹雪”状態。日頃自然の“わびさび”には無頓着な娘たちも、その時ばかりはしきりに「サクラ、サクラぁ~」と言っては、公園内を走り回っていたっけ。

 私はと言うと、まさに「さくら」の歌詞にある
 ~桜舞い散る、記憶舞い戻る~♪
と同じシチュエーションだな、と一人悦に入っていたなぁ……

 それにしても、そんな“散り際”、まさに今年最後の“花見週末”になりそうな日なのに、私たちを除いて誰一人園内に人影がない。その点はいささか不審を抱いた。そんなに寒くもないし……“貸し切り”状態なのは嬉しかったけど……

 やがて公園を後にして車を走らせると、すぐの幹線道に1枚の看板が。そこには「木村拓也 儀 葬儀」(だったか)と書かれていた。思えば、この公園の通り向こうにある平安祭典で、先日亡くなった、故木村拓也氏の葬儀が今まさに行われいる最中だったのだ。信号待ちしているときも、花束を下げた一般の人の姿を何度も見たし、後でニュースを見たときにわかった、彼を乗せた霊柩車ともすれ違った。コース上祭典の前も通ったが、一昨年祖母の葬儀を行ったその祭典の正面には、関係者とは別に、多くのファンとおぼしき集団が細い道路一本挟んだ河原の土手に並んで、じっと式場を見守っていた。そういえば、広島西飛行場には、NNNのヘリが止まっていたっけ……

 もしかしたら観音周辺の多くの人が、地元で行われるこの葬儀に参列して、それで公園にひと気がなかったのかな、なんて思ったりした。

 わずか数年しか在籍していなかった讀賣の事ばかり言われるのもしゃくだし(とはいっても追い出したのはカープ球団の方だが……)、式には元木・徳光・山本“ヤキニク”浩二・東国原といった胡散臭い奴らが参加していたりしたわけだが、それでも今回の氏の死去は何とも傷ましいしいたたまれない。

 讀賣に行って嬉嬉としてプレーし、時にはカープにも牙をむき(しょうがないが……)、いつの間にか日本シリーズの檜舞台にスタメン登場している姿を見て、正直悔しい想いに駆られたことはあるが、それでも、どこに行っても“ひたむきな”という形容がずばり当てはまる彼の姿は、なぜか憎めなかった。それは多くのカープファン・広島人にも共通することになるだろう。

 同じ子を持つ親としても、幼子を残して先立つ無念さは辛いほどわかる。後は讀賣の絶対的な強大財力で、彼の遺した家族が何不自由することなく今後の生活が営めるよう補償してほしい。財源に関してはロッテから行った“球界最高級獲り外国人選手”である“ユダ”の年俸を2割削るだけで十分おつりがくるはずだ。

 そしてその一点だけが、財政的に貧弱なカープから讀賣に移った唯一の幸運だと思う。

 それにしても“散る桜”とこの葬儀……何ともいえない想いに駆られる……

可愛い子にはアクションさせよ

 最近ネットで拾ったスチール。大原優乃って子は何とも可愛らしい(;^_^A 可愛らしいっていうよりはあどけない、って雰囲気かな。それでいてグラビアアイドルとして名をはせるだけのことはあって、たわわなボディを誇っている。このアンバランスぶりが、昭和でいえば河合奈保子であったり宮崎美子だったりする(;^_^A  でもこの二人って、今や還暦間近だったり既に還暦越えだったりするんだよね(;^_^A

 

 

 それはそうと、写真集で魅せたい彼女のいかにも朴訥なセーラー服姿、まさに北国の飾らない女子高生然とした姿は実に新鮮だった。もともと、そのホワンとした表情から、当ブログのテーマでもある「アクションヒロイン」とは程遠い存在といっていい。

 

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 もっとも、斉藤由貴にしても南野陽子にしても、そして五十嵐いづみにしても、そんな「『アクションヒロイン』とは程遠い」存在だった(浅香唯仙道敦子はもともとそれっぽかったのでこのカテゴリーからは外す(;^_^A)。そう考えると、この大原優乃に、”らしくない”啖呵でも切らせて、怒りの表情で悪党に挑むドラマでも拵えたら、「昭和60年代東映系ヒロインアクションドラマ」の世界観を彷彿させる作品が出来るかもしれない。このホワンとした彼女が、ひとたび睨みを利かせて啖呵の一つでも切ったならば、その容姿から意外にも「幻のスケバン刑事宇沙美ゆかりを彷彿させるアクションヒロインになれるかもしれない。

 

 是非そんな“冒険”を、彼女のプロダクションに英断してほしいね(;^_^A

“養殖”の桜

 春先、山間に目を向けると、緑の中に華やかな薄紫が点在している。これこそが山桜、いうなれば“天然の桜”だ。

 

 

 そう考えると、この時期街中で見る桜は“養殖の桜”ってことになる。同じところで一斉に咲き、実に華やかだが、その”同じところ”というのが、本来は自然の摂理に合わない側面もあるような気がする。それはそれで見ていて嬉しんだけど……